新社長・寄神裕佑氏の就任と経営方針 🌊🏗️
2025年10月1日、寄神建設株式会社の新社長に 寄神裕佑(よりがみ・ゆうすけ)氏 が就任しました。得意分野である海上・陸上土木を軸に安定した収益を維持しながら、今後の成長分野として期待される 洋上風力発電事業 にも注力していく方針を打ち出しています。
寄神氏は「基本的なスタンスは変えないが、無駄を省き筋肉質な組織体制を維持する」と語り、堅実かつ柔軟な経営スタイルを示しました。冷静な判断で収益力を高め、持続可能な経営基盤を築く姿勢は、多くの建設業経営者にとっても参考になる考え方です。

※画像は日刊建設工業新聞さまからお借りしました。
「ボトムアップ経営」で社員の声を反映 💬🤝
寄神氏が最も重視するのは 「ボトムアップ経営」 です。
トップダウンで一方的に決定を下すのではなく、 現場の意見や社員の声を吸い上げる仕組み を整え、柔軟な判断を可能にするというものです。
社員との日常的なコミュニケーションを通じて世代や立場を超えた交流を促進し、信頼関係を強めることが会社の力につながるという考えは、中小建設会社にとっても大いに学べる視点です。特に人手不足や若手不足に悩む現場では、社員が「意見を言える環境」にあることがモチベーション維持の大きな要因になります。
成長戦略:洋上風力と大型案件対応 ⚡🌍
寄神建設はこれまで培ってきた海上土木の経験を活かし、 洋上風力発電関連工事 の受注を強化しています。
施工に必要な SEP(自己昇降式作業台)船 を五洋建設や鹿島建設と共同で保有しており、北九州・響灘洋上風力発電事業などの実績もあります。
また、阪神高速道路の大阪湾岸道路西伸部、沖縄県キャンプ・シュワブ、鹿児島県馬毛島の防衛関連工事といった 大型案件 にも積極的に取り組む姿勢を示しています。ここでも「売上至上主義」ではなく、 利益確保と人員配置の適正化 を重視する姿勢が明確にされています。

※画像はイメージです
DX活用で働き方改革を推進 💻📊
建設業界では「働き方改革」が大きなテーマとなっています。寄神建設でも DX(デジタルトランスフォーメーション) を取り入れ、勤怠管理や工数管理を「見える化」しています。
現場ごとに労働時間のアラートを設定し、過重労働を防ぐ仕組みを導入。これにより社員が休暇をしっかり取得でき、健全な労働環境を実現しています。
「ITツールを活用しつつ、人と人のつながりを重視する」という方針は、テクノロジー偏重になりがちな流れの中でバランスの取れた取り組みといえるでしょう。
担い手確保への取り組み 👷♀️👷♂️✨
寄神建設は担い手確保にも積極的です。工業高校での出前講座を通じて若者に建設業の魅力を伝えたり、神戸駅への広告掲出、神戸アリーナの年間シート活用など広報活動も強化しています。
さらに福利厚生の充実を図り、理系・文系や男女を問わず幅広い採用を進めることで、多様な人材が働きやすい職場づくりを目指しています。
中小建設会社が学べるポイント 🏢📈
寄神建設の事例から、中小の建設会社が取り入れられるヒントをまとめると以下の通りです。
ボトムアップ経営:現場の声を吸い上げ、柔軟な経営判断を実現する
利益重視の受注戦略:売上拡大だけでなく利益確保と人員配置を重視
DXによる業務改善:勤怠や工数を可視化し、過重労働を未然に防止
担い手確保と広報:高校での出前授業や広告活用で魅力を発信
社員の働きやすさ向上:休暇取得や福利厚生の充実で定着率を高める
これらは 現場仕事と人材不足に悩む中小企業 にとって、すぐに応用可能な内容ばかりです。
✅ まとめ
寄神建設・寄神裕佑新社長の方針は「堅実かつ柔軟」。
洋上風力という成長分野に挑戦しながら、社員との距離を大切にする姿勢は、多くの建設会社にとって大きな示唆を与えてくれます。
これからの建設業においては、 現場の声を反映したボトムアップ経営 と 働き方改革の推進 がますます重要になっていくでしょう。
