🏗️「100年変わらない工法を打ち壊す!3Dプリンター現場導入で“擁壁68日→18.7日”が現実に」🖨️

🧱 今回は、工期の短縮・人手不足対策・コスト最適化という3つの “現場リアルな悩み” に対して、まさに打ち手となる「現場で直接印刷する3Dプリンター施工」が登場したニュースをご紹介します。

なぜ今、“オンサイト3Dプリンティング”が注目されているのか?

最近、土木・建築現場の“工期延長・人手不足・コスト高騰”が深刻になっています。

従来のコンクリート擁壁施工方法では、型枠を組んで足場を立てて…という手順が必要で、どうしても時間と人員、材料ロスが多くなってしまいます。

そんななか、〈現場で直接3Dプリンターを用いてコンクリート構造物を“印刷”〉する「オンサイトプリンティング」が、技術革新として注目されています。

例えば、国内ベンチャーの 株式会社Polyuse(ポリウス)は、建設用3Dプリンターを開発し、現場施工での実績を着実に積み上げています。

また、地方での建設現場においてこの技術が「人手不足+工期短縮」の切り札として検討されているという報道もあります。

では、なぜこの技術が“現場にとって有効”なのか。

その理由を3つに整理します。

① 工期の大幅短縮
従来工法で擁壁施工に「68.25日」かかる計算のところ、3Dプリンティングを使えば「18.75日」で済んだというデータもあります(※今回の対象工事例)。

型枠工・足場工が不要になるためです。

② 人手の削減・安全性の向上
型枠・足場作業が大幅に減ることで、作業員の重労働が減る=安全リスクも下がります。

高齢化・若手離れが進む建設現場にとっては、現場環境改善の一助にもなり得ます。

③ コスト最適化・物流手間の削減
部材を工場で作って現場へ輸送・組立という「オフサイトプリンティング」に比べ、施工箇所で直接印刷する「オンサイトプリンティング」は輸送コスト・時間ロスが抑えられます。

以上のポイントから、現場・中小企業にも「導入検討すべき技術」として大きな意味があるといえます。


3Dプリンターによる擁壁の製作
※画像は建設通信新聞さまからお借りしています。

実際の現場&技術紹介:ここが“生の現場”だった!

今回の記事のベースになっているのは、現場発注者が技術提案を受け入れた〈施工例〉です。

発注元は 京都市。工事名は「3・3・5中山石見線道路改築(その22)工事」、場所は京都市西京区大原野石見町。

擁壁および笠コンクリートに、3Dプリンター施工を採用しました。

使用機械は、Polyuseが開発した試作機「ポリウス・ゼロ」。

3次元モデルを元にモルタルを数層に積み上げて擁壁を製作しました。

型枠・足場を不要とし、工期が従来68.25日→18.75日に。笠コンクリートも58 日→17.75日へ。

さらに、現場を率いた技術者チームは「監理技術者最年少34歳」「平均年齢24歳」という若手主体だったことも、新技術導入がスムーズだった背景とのこと。

このように、技術の紹介だけでなく「現場で実証された数値」「若手・チャレンジ精神をもつチーム」「発注者の理解」が揃って初めて実用化が進む、という点が重要です。


3Dプリンターで施工した擁壁
※画像は建設通信新聞さまからお借りしています。

中小建設会社・現場監督が“使える視点”3つ🔥

では、「自社・現場にどう活かすか?」を3つの視点で整理します。

1. 発注者・仕様書チェック

* 今回のように、発注者(公共・自治体等)が「新技術を歓迎」するケースが鍵。

通常工法指定だった仕様書を「技術提案型」に切り替えることで、3Dプリンター導入のチャンスが生まれます。

2. 現場条件・メリットの整理

* どんな現場でメリットが出るか?

今回の例では、「擁壁・笠コンクリート」「長さ167m区間」「公共工事」「工期短縮ニーズあり」が条件でした。

* 逆に考えると、狭隘地・輸送困難・足場・型枠手間が多い現場ほど、“3D印刷化”のメリットが大きくなります。

3. 社内体制・教育・若手活用

* 新技術導入には「誰が使うか・どう運用するか」が重要です。

現場に若手技術者が多く、チャレンジ精神のあるチームであれば、導入成功の確率が高まります。

まとめ:現場仕事・中小建設会社にとって今が“攻め時”です🎯

現場仕事・中小企業の皆さまが頭を悩ませる「人手不足」「工期圧縮」「コスト管理」。

それらに対して、今回紹介した「現場での直接3Dプリンター施工」は、もはや“未来の話”ではなく“今の選択肢”になりつつあります。

大手だけでなく、発注者・現場・若手技術者・チャレンジする姿勢を備えた中小建設会社こそ、他社に先駆けて取り組むことで競争力を高めることができます。

“自分たちが使える技術”として捉えることが、これからの建設現場の鍵となるでしょう。

本記事が、現場における“次の一手”のヒントになれば幸いです。

──「建設円陣PLUS」では、今後も建設業界・現場仕事・中小企業の皆さまに役立つ最新情報を発信していきます!

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