🚧「重機の動き」、本当に把握できていますか?|建設現場のムダ問題
建設現場において、バックホウなどの重機は生産性の要といっても過言ではありません。
しかし現実には、
「今日はよく動いていた気がする」
「たぶん待ち時間が多かった」
といった感覚的な判断に頼っていないでしょうか?🤔
特に中小建設業では、
* 現場監督が複数現場を兼務
* 重機台数が限られている
* 詳細な稼働分析まで手が回らない
といった事情から、重機のムダな待機時間が見過ごされがちです⏳。
この“見えないロス”に、ついにメスを入れたのが鹿島建設の最新DX事例なのです✨。本記事では、鹿島建設とpluszeroが実証した「重機作業AI」の仕組みと効果を整理し、重機稼働の見える化が中小建設業の生産性向上やDX推進にどのように活かせるのかを分かりやすく解説します。
🤖 鹿島建設×pluszeroが開発した「重機作業AI」とは
鹿島建設は、AI技術を研究開発するpluszero(東京都世田谷区)と共同で、
📹 バックホウに搭載したドライブレコーダー映像をAI解析
することで、作業内容を自動分類・定量化するAIモデルを構築しました。
従来、重機の稼働分析は人の目による観察や日報ベースの記録に頼ることが多く、正確な把握が難しい分野でした。今回の技術は、こうした属人的管理をデータ管理へと転換する点に大きな意義があります。
この技術のすごい点は👇
✔ 新しいセンサーを大量に付けない
✔ 既存のドラレコ映像を活用
✔ データを入れるだけで自動分析
という、現場負担の少なさにあります👏。

現場社員による定量データの活用例(報道発表資料から)
※画像は日刊建設工業新聞さまからお借りしています。
📊 作業内容は8カテゴリに自動分類
AIはバックホウの作業を、以下の8種類に分類してみました👇。
🚜 掘削
🚜 積み込み
🚜 敷きならし
🚜 転圧
🚜 のり面整形
🚜 移動
🚜 待機
🚜 その他
特に注目すべきは「待機」です😲。
この“何も生んでいない時間”を数値で把握できることが、現場改善の第一歩になります。待機時間が多い要因を分析することで、段取りの見直しや人員配置、重機台数の最適化といった具体的な改善策につなげることが可能になります。
🧠 熟練技術者の知見をAIに反映
AI任せで終わらないのが鹿島流💡。
分類ミスが起きやすいパターンや、現実にはあり得ない作業の組み合わせを、熟練技術者の経験値で補正しています。
その結果、
✅ 待機:97.1%
✅ 掘削・敷きならし・転圧:約80%
という高精度を実現しました📈。
「AIは現場を知らない」という不安を、見事に払拭しています👏。人の経験を否定せず、むしろAIに取り込んで活かす姿勢は、今後の建設業DXにおける一つの理想形といえるでしょう。
🏗 最大20台の重機を“見える化”した現場
このAIモデルは、富山県で進められている平等処分場建設工事で実証されました。
現場では最大20台のバックホウが同時稼働⚙️⚙️⚙️。
AIが生成した定量データをもとに👇
📌 非効率な作業の特定
📌 重機の適正台数算出
📌 作業配置の最適化
を実施し、現場全体の生産性向上につなげています✨。
🏢 中小建設業にとっての現実的なメリット
すべてを一気にDX化する必要はありません。
「大手だからできる話でしょ?」
そう思った方、ちょっと待ってください🙋♂️
この技術の本質は、
💡 “映像をデータに変える”ことにあります。
つまり中小企業でも👇
✔ ドラレコ導入
✔ 作業記録の見える化
✔ 将来的なAI活用
と段階的にDXを進めるヒントになるでしょう🚀。
特に公共工事や造成工事では、説明責任・記録管理の重要性が年々高まっています。「ちゃんと管理している会社」は、確実に評価される時代となりました📑✨。

※画像はイメージです。
🔮 今後の展開と建設業DXの未来
鹿島建設は今後、
📚 教師データの蓄積
📈 分類精度の向上
🏗 他造成工事への横展開
を進めるとしています。
これは建設業全体にとって、DXが「特別なもの」から「当たり前」になる合図ともいえるでしょう🌱重機の稼働管理に限らず、安全管理、品質管理、出来形管理といった分野にも、同様のデータ活用が広がっていくことが予想されます。
鹿島建設の重機作業AI実証は、建設現場における「ムダ」を可視化し、生産性向上につなげる具体的なDX事例です。高価な専用機器に頼らず、既存のドラレコ映像を活用している点は、中小建設業にとっても現実的なヒントとなるでしょう。
📝 まとめ
重機の動きを「感覚」から「数字」へ📊。
鹿島建設の事例は、
👉 現場DXは中小企業にも応用できる
👉 まずは見える化から始めればいい
という重要な示唆を与えてくれます✨。
人手不足・原価高騰の時代だからこそ、ムダを減らす経営が最大の武器になるでしょう💪。
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