大林組がシールド工事で「カーボンニュートラル裏込め注入材」を初適用!CO₂排出量ゼロ以下を実現

2025年10月、大林組はシールドトンネル工事で炭素貯留型の「CN(カーボンニュートラル)裏込め注入材」を現場に初めて適用したと発表しました🌱。この注入材は、バイオ炭を活用して炭素を固定化することで、従来の裏込め注入材と比較してCO₂排出量を約105%削減し、実質ゼロ以下を達成しています。今回の適用工事は、大阪府東部流域下水道事務所が発注した「寝屋川流域下水道 門真寝屋川(二)増補幹線外(第1工区)下水管渠築造工事」です。

CN裏込め注入材は、バイオ炭とベントナイト系材料を事前に混合したプレミックス品で提供されます。施工現場では、このプレミックス品を使用することで、作泥時にバイオ炭の飛散や混練性の不良が発生せず、従来と同等の設備・作業サイクルでの施工が可能であることが確認されました🏗️。

施工手順と現場での確認事項

施工は、まずプレミックス品をプラントで作泥し、配管圧送により切羽に注入する手順で行なわれました。プレミックス品は事前にバイオ炭とベントナイト系材料が均一に混合されており、プラントから切羽への配管圧送時に分離や沈降が生じないことが確認されました。施工チームは、従来の裏込め注入材と同様の作業フローで作業を進めることができ、安全性と作業効率の両方を維持できました⛑️。

施工後には、1時間後の一軸圧縮強度試験およびゲルタイム試験が実施されました。結果はいずれも、裏込め注入材の目標管理値を満たしており、品質面で従来材と同等であることが確認されています。このように、施工の安全性と品質が確保されている点は、現場での作業性評価において重要な要素です。

※画像は日刊建設工業新聞さまからお借りしました。

CN裏込め注入材の技術的特徴

CN裏込め注入材の大きな特徴は、炭素固定化型の材料を使用してCO₂排出量を削減する点にあります🌿。バイオ炭は植物由来の炭で、炭素を安定的に固定化する性質があります。これにより、注入材の施工に伴うCO₂排出量を大幅に低減することが可能です。また、ベントナイト系材料を混合することで、注入材の粘性や硬化性を調整し、施工時の沈降や分離を防止しています。

従来の裏込め注入材は主にベントナイト系材料やセメント系材料で構成されており、施工時のCO₂排出が一定量発生していました。CN裏込め注入材は、この従来材にバイオ炭を追加することで、環境負荷の低減と施工性の両立を実現しています。

施工現場での環境配慮と効果

今回の適用現場では、バイオ炭の飛散を抑え、作業効率を落とさずに施工できる点が確認されました。さらに、CO₂排出量削減効果についても数値で明示されており、従来材と比べて約105%削減されていることが報告されています。これは、CO₂排出量の実質ゼロ以下を達成していることを意味しており、土木・インフラ工事における環境配慮型施工の具体例として注目されます🌎。

CN裏込め注入材の使用は、特にシールドトンネル工事などの下水道工事での適用が想定されています。施工性・品質・環境負荷削減のバランスが取れた材料であるため、現場での施工管理や品質管理の参考事例としても価値があります。

まとめ

大林組によるCN裏込め注入材の初適用は、施工現場におけるCO₂排出量の大幅削減と、従来材と同等の品質保持を実証したニュースです🏗️。施工手順、試験結果、材料特性など、事実ベースの情報から、建設業界における環境配慮型施工の実例として注目されます。

今回の発表は、技術的な評価や施工実績の確認を中心に構成されており、現場の安全性や効率性も明示されています。大林組は今後もCN裏込め注入材の適用を進め、脱炭素化に向けた施工技術の実証を継続する予定です。

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