🏔️ 新名神・宇治田原トンネル下り線が貫通!
2025年の建設ニュースの中でも、現場の人間から見ても「これはすごい」と唸る話題
——新名神高速道路・宇治田原トンネルが上下線ともに貫通!🎉
戸田建設・鹿島建設が別々の工区を担当し、6年近くの長い掘削作業を経てトンネルが無事に貫通したというニュースは、全国の現場に携わる職人さんや監督さんにとって学びの宝庫です。

貫通式には関係者ら約150人が出席
西日本高速道路関西支社新名神京都事務所の緒方直所長と勝谷聡一宇治田原町長、京都府山城北土木事務所の田村猛所長が発破点火を行なった
※画像は日刊建設工業新聞さまからお借りしています。
6年間の工事、その裏側にあった“季節と地山の戦い”⛰️🔥
宇治田原トンネルは大断面・延長約2kmの本格トンネル。
工区によっては断層破砕帯・軟弱地山が続き、掘削条件が刻々と変化する、とても“読みづらい”地質が続きました。
🌧️ 雨季
-地山が緩みやすい
-湧水量が増加し切羽の安定が難しくなる
❄️ 冬季
-凍結による機械トラブル
-作業員の安全確保(滑り・体調不良)
🌸 季節変化がダイレクトに進捗へ影響
トンネル工事は「外構」のように天気が直接見えるわけではありませんが、地山の状態が季節に応じて変わるため、実は天候の影響は大きい工種です。
現場を預かった戸田建設・三上作業所長も、
> 「一筋縄ではいかなかった。地山不良が続くなか、安全と品質を第一に…」
> と語っており、難度の高さがうかがえます。
断層破砕帯にどう挑んだ?💥 現場に必須の“補助工法の知恵”
断層帯では地山が脆く、少しの振動や湧水でも切羽が不安定に。
そのため以下の工法が活躍します👇
🛠️ ⦿ロックボルト施工の強化
地山を押さえ込み、落盤リスクを徹底低減。
🛠️ ⦿先受け工法の追加(ルーフボルト・長尺鋼管等)
先に天端を支えることで、切羽を安定させる。
🛠️ ⦿薬液注入で地盤改良
脆弱地山に“骨”を入れるイメージ。
こうした“安全第一”の工法は、外構・道路・造成など他工種でも応用できる知見です。
現場監督が学ぶべき「長期工事の安全管理3つのポイント」
宇治田原トンネルの現場は、まさに長期工事の教科書です。中小規模の現場でも応用できるポイントを整理しました👇
① 季節に合わせた作業計画の微調整は必須🍂☔❄
* 湧水が多い時期は掘削量を調整
* 冬季は機械メンテ強化
* 夏季は作業員の体調管理を優先
季節を読むことは「安全=工程を守る」ことに直結します。
② 協力会社を巻き込んだ情報共有が命綱🤝
宇治田原工事は戸田建設・鹿島のタッグ。
中小会社でも協力会社とのホウレンソウが工事の成功率を決めます。
③ 現場の声に勝るリスク管理はない🗣️
「切羽の表情が変だ」
「今日の地山は昨日と違う」
こうした“現場感覚”を尊重する文化が、重大事故を防ぎます。
6年の努力が実る貫通式🎊──地域に広がる効果とは?
貫通式には約150名が参加し、盛大に祝賀。鏡開きやくす玉開披など、伝統的で温かい雰囲気に包まれました。
貫通は単なる“工事の節目”ではなく、
✔ 地域の物流改善
✔ 観光アクセス向上
✔ 災害時の交通ネットワーク強化
など、地域の未来につながる大きな成果でもあります。

鏡開きで貫通を祝う
※画像は日刊建設工業新聞さまからお借りしています。
今回のニュースから現場が学べる“最重要ポイント”まとめ
* 大規模工事は「季節×地山」の管理が生命線
* 補助工法の使い分けは、外構・道路でも応用できる
* 長期工事は“人”と“情報共有”が成功の鍵
* 協力会社との連携こそ品質をつくる
* 地域インフラは現場がつくる誇りある仕事
宇治田原トンネル貫通のニュースは、現場に立つ私たちへの「安全と技術の教科書」ともなり得る内容でした。
長い工期を支えるのは、結局のところ“人と知恵” そして “安全最優先の姿勢”といえるのではないでしょうか。
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