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🏞️神戸市が、灘区で進む王子公園再整備事業に関連して、公園全体の管理運営と、にぎわい施設(飲食施設及び公園案内機能)の設置・運営について、サウンディング型市場調査(サウンディング型市場調査とは:発注者となる自治体が民間事業者と直接対話を重ね、事業への参入意向やアイデアを把握するために行なう市場調査の手法です)を2026年9月1日に実施要領を公表してスタートさせました。建設・不動産・施設管理など幅広い業種にとって、公共工事や大規模開発の初期段階から発注者側の考え方を知ることができる、貴重な機会といえそうです。
✅結論からお伝えすると、今回の調査は正式な公募(入札)が本格化する前の「事前情報収集フェーズ」にあたります。ここで存在感を示せるかどうかが、今後の受注や連携のチャンスを左右すると言っても過言ではありません。
王子公園は、神戸市灘区王子町2・3丁目、青谷町1丁目に位置する、面積158,373.70平方メートルの総合公園です。
🐘園内には動物園(敷地面積81,000平方メートル、年間利用者数約700,000人)、⚽スタジアム(敷地面積26,000平方メートル、収容人数3,000席、令和4年度の年間利用者数74,688人)、駐車場(約500台+111台)、大学ゾーン(敷地面積35,000平方メートル、教職員・学生約4,000人)など、多彩な施設が集まっています。
これまで「王子公園再整備基本方針」(2022年12月策定)や「王子公園再整備基本計画」(2024年3月策定)に基づき、【新たな「原田の森」の創造】【学術・文化拠点のシンボル創出】【王子動物園の魅力向上】【公園とスポーツ施設のリノベーション】【広域防災拠点機能の強化】という5つの基本目標のもと、設計・整備が進められてきました。
今回の調査は、次の段階である「誰が、どう運営するか」を検討するためのものです。

出典:神戸市ウェブサイト(https://www.city.kobe.lg.jp/a76835/20260706sounding.html)
神戸市によると、今回の調査目的は、再整備によって新たに生まれる施設・機能を含め公園全体を一体的にマネジメントすることで、スケールメリットや施設間の相乗効果を引き出し、利用者サービスの向上と管理運営の効率化を図ることにあります。具体的には、民間事業者から【事業参入の可能性】【望ましい事業期間や事業範囲】【収益性及び事業性の確保】等について、幅広いアイデアや意見を聴取するとしています。
なお、動物園の飼育業務や種の保存、環境教育、調査研究といった社会教育施設としての根幹を成す機能は、引き続き神戸市が主体となって管理運営を行ないます。
想定されているスキームは、公園全体については指定管理者制度(指定管理者制度とは:自治体が所有する公の施設の管理運営を、法人その他の団体に代行させる制度です)を活用し、にぎわい施設については民間事業者が施設整備から運営までを担う民設民営(民設民営とは:施設の整備と運営の両方を民間事業者が担う事業方式です)という組み合わせが検討されています。
出典:神戸市ウェブサイト(https://www.city.kobe.lg.jp/a76835/20260706sounding.html)
気になるスケジュールは次の通りです。
*実施要領の公表:2026年9月1日
*参加申込期限:9月16日16時
*現地見学会:9月18日
*質問受付期限:9月30日16時
*質問への回答:10月9日頃
*ヒアリングシート提出期限:10月16日16時
ヒアリング実施期間は10月21日から28日まで、結果概要の公表は2026年12月頃予定です。
ヒアリングはコンコルディア神戸4階会議室で行なわれ、所要時間は1者あたり90分程度、参加人数は1者5名までです。参加資格は法人またはグループが対象ですが、にぎわい施設に限っては個人事業主も参加可能な点も見逃せません。
なお、本調査への参加は今後の事業者公募への参加資格には影響しないとされています。
出典:神戸市ウェブサイト(https://www.city.kobe.lg.jp/a76835/20260706sounding.html)
建設業や施設管理、内装・設備工事など、公共工事や大規模開発案件に関わる中小企業にとって、こうしたサウンディング型市場調査は【発注者の考え方】や【事業スキームの方向性】を早期に知れる、数少ない機会です。今回は、にぎわい施設(飲食施設及び公園案内機能)の整備・運営という具体的な事業機会が示されており、内装工事や店舗づくりに関わる事業者にも無関係ではありません。
現地見学会や質問受付の期限は9月中に集中しています。参加を検討する場合は、まず実施要領や事業概要等の資料を確認し、早めの準備をおすすめします。
王子公園再整備事業は、施設整備が一段落し、いよいよ「どう運営していくか」を決めるフェーズに入りました。
サウンディング型市場調査は公募の前段階ですが、発注機関の考え方を直接知ることができる貴重な機会です。地域の大規模開発に関わりたい事業者にとって、注目しておく価値がありそうです。
本サイトについて、ご質問・ご相談がある場合は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
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出典:王子公園の管理運営等に関するサウンディング型市場調査の実施(神戸市)(https://www.city.kobe.lg.jp/a76835/20260706sounding.html)をもとに作成
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