記事を読み込み中です
秋になると、日中は暖かくても朝晩は冷え込む日が増えてきます。建設現場へ向かう社用車や、資材運搬・掘削などに使う重機も、朝一番の始動前には注意が必要です。
「昨日まで普通に動いていたから大丈夫」と、確認を省いていませんか。車両や重機の不具合は、作業の遅れだけでなく、事故につながる可能性もあります。忙しい朝こそ、始動前の点検を習慣にしましょう。
気温が下がると、バッテリーの性能が低下しやすくなります。劣化が進んでいる場合、朝の始動時にエンジンがかかりにくくなることがあります。
エンジンのかかり方がいつもと違う、始動時に異音がするといった変化があれば、見過ごさないようにしましょう。異常が疑われる場合は無理に始動を繰り返さず、整備担当者や専門業者に相談してください。
※画像はイメージです
気温の低下はタイヤの空気圧にも影響します。タイヤの傷やひび割れ、異物の刺さり、空気圧の低下がないか確認しましょう。空気圧は見た目だけでは判断できないため、指定値に沿って点検することが大切です。
重機も、タイヤ式ならタイヤ、クローラー式なら履帯や足回りを確認します。異常を見つけたら、そのまま使用せず、必要な点検や整備を行いましょう。
秋の朝は、車内外の温度差などで窓が曇ることがあります。視界が悪いまま走行すると、歩行者や自転車、現場で作業する人を見落とす危険があります。
フロントガラスやミラーの曇り、汚れを取り除き、周囲を十分に確認できる状態にしてから出発しましょう。重機も窓やミラー、カメラの視界を確認し、安全に周囲を見渡せる状態を整えてください。
車両や重機の下に液体が漏れた跡がないか、車体に異常がないかを確認しましょう。エンジンオイルや冷却水、油圧装置に関係する液体の漏れは、故障や作業中のトラブルにつながるおそれがあります。
ヘッドライトや方向指示器、ブレーキランプなどの灯火類も重要です。秋は朝夕の暗い時間が長くなるため、車両の存在や動きを周囲に伝えられるよう、点灯状態を確認してください。重機は機種ごとの点検手順に従い、安全な範囲で確認しましょう。
※画像はイメージです
始動前には、車両の前後や周囲に人がいないか、資材や工具などの障害物がないかを確認します。現場では、作業員が死角に入っていることもあります。必要に応じて誘導員を配置し、現場のルールに沿って安全を確保しましょう。
エンジンを始動した後も、警告灯や表示、異音、異臭などに注意してください。重機の暖機運転(暖機運転とは:機械を適切な作動状態に整えるための運転)は、機種ごとの取扱説明書に従います。異常がある場合は作業を始めず、整備担当者などに確認しましょう。
秋の朝は、バッテリーやタイヤ、視界、液漏れ、周囲の安全など、車や重機の始動前に確認したいポイントがあります。毎日の点検を習慣にすれば、故障や事故のリスクに早く気づくことができます。
忙しい朝こそ、焦らず確認することが安全な現場につながります。今日も始動前のひと手間を大切にしましょう。
車両や重機の故障による作業の遅れに備え、協力会社探しや人材確保を進めたい建設会社は、無料の建設業向けマッチングサービス『建設円陣』にご登録ください(緑のバナーをクリック)。
➡関連記事:「朝の車内は寒い、昼の車内は暑い」秋の現場車問題、どう備える?
お問い合わせフォームを読み込んでいます。お問い合わせページもご利用いただけます。
お問い合わせフォームを読み込み中です「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。