記事を読み込み中です

🚀
東京都足立区の旧北鹿浜小学校跡地が、月面開発の研究拠点に生まれ変わるかもしれません。
結論からお伝えすると、この計画には既存校舎の改修工事と区内ものづくり企業との共同開発という、建設業・製造業にとって見逃せない2つの商機が含まれています🏗️✨
足立区が令和8年9月17日の総務委員会で報告した資料によると、令和8年9月3日、国立大学法人東京大学から跡地活用の申出書が提出されました📄
計画されているのは、国際実証拠点「(仮称)東大・足立区 月面基地地上実証キャンパス」です。
既存の校舎・体育館・グラウンドなどを活用し、宇宙資源、月面環境、探査機器、ロボットなどの研究・開発・実証を一体的に行う計画です🤖
宇宙科学・工学分野から使用を始め、段階的に大学院工学系研究科などの他分野へ範囲を広げるとされています。
※画像はイメージです
申出書では、本郷キャンパスでは大型の実験・実証に必要なスペースの確保が困難なこと、さらに研究拠点が遠隔地に分散していることが理由に挙げられています📦
跡地は東京都区部でアクセス性に優れ、本郷キャンパスにも近く、校舎・体育館・広大なグラウンドを一体的に使える点が評価されました🚃
この取組は宇宙戦略基金(宇宙戦略基金とは:JAXAに設置され、民間企業や大学等による中長期的な技術開発を支援する基金)に採択された「月面開発のための宇宙資源開発拠点」の一環です🛰️
東大の資料によると、2025年5月に採択(〜2032年度・約18.4億円)、2026年7月には共通実験設備の整備費約13.4億円も採択されています💰
🔹事業スキーム:区が土地建物を所有し、東京大学が借り受け
🔹使用期間:研究支援期間を踏まえ7年間を想定(延長・再契約は区との協議で決定)
🔹位置づけ:米国・欧州・豪州の拠点に続く、世界で4拠点目の宇宙資源・月面開発の国際実証拠点
🔹想定される実験環境:月環境、小惑星環境、火星環境、低重力環境、電波暗室など
教室には、東大がJAXAに供給している模擬土壌(模擬土壌とは:月や小惑星の砂や土を再現した実験用の土砂)を置き、手に取って実験できる環境をつくる構想も示されています🌑
注目したいのは、区が「実現に向けた課題」として、施設の安全性確保のため区費を投じて既存校舎等の改修工事を実施する必要があると明記している点です🏗️
工事の規模や時期は現時点の資料では示されていませんが、学校施設を研究施設へ転用する改修は、今後の動向を追う価値があります。
また東大の資料では、金属精密加工・真空部品・製缶鋳造・樹脂加工・治具試験装置・高度印刷などを地元企業へ発注し、協働開発することへの期待が示されています⚙️
拠点には技術相談窓口や実証設備の開放も想定され、警備・清掃・運営支援などによる地域雇用も見込まれています。
文部科学省も、宇宙分野に関わりのなかった企業(非宇宙企業)にとって新規参入や技術転用の機会になると期待を寄せています🌏
※画像はイメージです
✅区の報告を追う:具体的な協議状況や活用の方向性は令和8年10月を目途に報告予定です
✅包括連携協定の動きを確認:包括連携協定(包括連携協定とは:自治体と大学などが複数分野で継続的に協力するための取り決め)は教育・産業・防災など幅広い分野が対象です
✅自社技術を棚卸し:改修や試作、治具づくりなど、自社の強みが生かせる分野を整理しておきましょう
なお、予定されていた「文教施設又は研究施設」を対象とした事業者公募の準備は、東京大学との調整を進めるため一時休止となっています⏸️
閉校した小学校が、世界とつながる月面開発の拠点へ🌕 改修工事や部品づくりなど、地域の技術が宇宙を支える日が近づいています。今後の区の発表に注目しながら、自社の技術で関われる場面を今のうちから考えておきましょう💪
本サイトについて、ご質問・ご相談がある場合は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
足立区で進む月面基地地上実証キャンパス構想による改修工事や部品製作の商機に備えて、協力会社探しには無料の建設業向けマッチングサービス『建設円陣』をぜひご登録ください(緑のバナーをクリック)。
出典:旧北鹿浜小学校跡地の活用に向けた取組状況について(足立区)(https://www.city.adachi.tokyo.jp/zaisan/kitashikakoubo.html)をもとに作成
➡関連記事:江戸川区、北葛西の建物を6.7億円で購入し新子ども未来館へ
お問い合わせフォームを読み込んでいます。お問い合わせページもご利用いただけます。
お問い合わせフォームを読み込み中です「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。