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「まだ夏だから、夕方も明るいだろう」――そんな感覚でいると、9月の現場では少し戸惑うことがあります。🌇
8月と同じ時間に作業を終えようとしているのに、気がつけば周囲が薄暗い。資材の片付けをしていたら、足元が見えにくくなってきた。現場から車を出すころには、もうライトが必要になっていた。 9月は、そんな「夕方の変化」を感じやすくなる時期です。
暑さ対策に目が向きやすい季節の変わり目ですが、現場では日が短くなることを前提に、作業終了前の動きも少し変えることが大切です。
建設現場では、朝から夕方まで同じ場所で作業していることも少なくありません。 そのため、作業に集中していると「暗くなってきた」という変化に気づくのが遅れることがあります。
特に気をつけたいのが、作業そのものよりも終盤の片付けや移動です。
*工具を集める
*資材を運ぶ
*余った材料を整理する
*足場や通路を確認する
*車両に道具を積み込む。
一つひとつは毎日のように行なっている作業です。ところが、夕方に視界が悪くなってくると、普段なら何でもない段差や資材の端、床面の凹凸などが見えにくくなります。
「いつも通っている場所だから大丈夫」が、思わぬ見落としにつながることもあります。⚠️
※画像はイメージです
夕方の現場でありがちなのが、「暗くなってから照明をつければいい」という考え方です。 でも、照明が必要になるほど暗くなってから準備を始めると、その間にも見えにくい状態が続いてしまいます。
そこで9月から意識したいのが、「暗くなったら点灯」ではなく「暗くなる前に準備」です。
*投光器などを使用する現場なら、夕方の作業に入る前に点灯できる状態にしておく
*照明が届きにくい場所があれば、あらかじめ確認しておく
*手元だけでなく、通路や階段、資材置き場なども「人が安全に移動できる明るさか」という視点で見てみる。
これだけでも、夕方の動きは変わります。💡
現場では、作業が終わると片付けに入ります。 「作業終了=安全」というわけではありません。
むしろ、最後の片付けには、工具や資材を持って移動する、車両まで歩く、床面を確認する、不要なものをまとめるなど、細かな動作が集中します。そこに夕方の暗さが加わると、足元への注意が必要になります。
そこでおすすめなのが、片付けを始める時間を少しだけ早めることです。
*明るいうちに大きな資材を整理する
*通路に物を残さない
*階段や段差などを確認する
*暗くなってから行なう作業をできるだけ減らす
「最後だから急いで終わらせる」のではなく、「最後だからこそ安全に終える」。 9月は、この意識を現場で共有しておきたいところです。👷
夕方の暗さは、現場の中だけに影響するわけではありません。 作業を終えてトラックや社用車を出す時間帯には、周辺を歩く人や自転車などにも注意が必要です。現場内では「いつもの動線」でも、外が暗くなれば見え方は変わります。
特に、
☑ 現場出入口の周囲
☑ 車両がバックする場所
☑ 歩行者が通る場所
☑ 資材の搬入口
☑ 道路との境目
などは、夕方の時間帯に一度確認しておきたいポイントです。 「現場を出るまでが仕事」と考えて、最後の移動まで安全を意識しましょう。🚚
難しいルールを作る必要はありません。 終業前に3分だけ、次の項目を確認してみましょう。
☑ 周囲が見えにくくなっていないか
☑ 必要な照明をすぐ使える状態か
☑ 通路や階段に物が残っていないか
☑ 足元の段差や凹凸を確認できるか
☑ 資材置き場が安全に整理されているか
☑ 車両の出入口周辺を確認したか
☑ 暗くなってから続ける必要のない作業は前倒しできないか
ポイントは、「暗くなってから確認する」のではなく、暗くなる前に確認することです。 現場監督が一人で抱えるのではなく、職人同士で「今日は暗くなるのが早いから、片付けを少し早めよう」と声を掛け合うだけでも、意識しやすくなります。
9月は、まだ暑い日があります。 だからこそ、現場では「まだ夏」という感覚が残りやすい時期です。熱中症への注意はもちろん必要ですが、同時に「夕方は少しずつ暗くなる」という季節の変化にも目を向けてみましょう。
夏と同じ時間、同じ動き方を続けるのではなく、
*照明は早めに準備する
*片付けは少し前倒しする
*最後の移動まで確認する
この3つを意識するだけでも、9月の現場管理は変わります。
9月の現場では、暑さだけでなく「夕方の暗さ」も少しずつ意識したい季節です。 特に注意したいのは、作業終了前の片付けや移動、車両の出入り。 「まだ明るいから大丈夫」と考えるのではなく、暗くなる前に照明を準備し、通路や足元を確認し、片付けを進めておく。
9月は、現場の一日の終わり方を少しだけ変える時期。 暗くなってから慌てるのではなく、暗くなる前に備える。 そんな小さな習慣が、毎日の安全な現場づくりにつながります。
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