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会社名 |
株式会社セキテック |
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代表者 |
関 俊伸 |
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所在地 |
大阪府堺市東区 |
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主な事業 |
軽天工事(LGS工事)・ボード工事 |
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創業 |
2015年6月 |
🔨 大阪府堺市東区を拠点に、軽天工事(LGS工事)・ボード工事を手がける株式会社セキテック。代表の関俊伸社長は、18歳で建設業界に飛び込み、電気工事から内装工事へと転身。「手直し・クレームゼロ」を掲げ、現場に一歩踏み込む提案力で着実に信頼を積み上げてきた。中小建設業の人材・経営課題が山積するいま、関社長が現場で大切にしてきたことと、これから描く会社の姿を語っていただいた。
🏗️ なぜ建設業を選んだのか?原点にある想い
関社長が建設業界に入ったのは18歳のころ。もともとは電気工事の仕事をしていたが、「違う仕事もしてみたい」と感じていた時期に、知人からの誘いを受けたのがきっかけだった。「誘われたんですよ、正直に言えば(笑)。タイミングが合った感じです」と関社長は振り返る。
電気工事から内装の世界へ。異なる職種を経験したことで、現場全体を俯瞰する視点が自然と身についた。その積み重ねが今の提案力につながっている。「タイミングと縁」を素直に語れる姿勢そのものが、求職者や取引先からの信頼を生んでいる。
🔧 うちにしかできないこと──現場が語る強みとは?
セキテックの強みを問うと、関社長はこう即答した。「真面目。それと、手直しが出ない工事を目指していること。あとは、人より一歩二歩踏み込んで現場のことを考えられること、ですかね」
「一歩踏み込む」とはどういうことか。関社長の言葉を借りると、「自分の経験をもとに、こうした方がいいんじゃないですか?という提案を、依頼された仕事の範囲を超えてする、ということです。設計が決めていることもあるけれど、こういう順番の方が後々楽になり綺麗に仕上がりますよ、とか、出戻り工事が起きないようにとか。そこをよその業者よりも突っ込んで言うようにしています」
こうした姿勢は、取引先からも確かな評価として返ってきている。「現場で一緒に動いてみると、他の業者さんとは違うな、と言っていただけることが多いです」と関社長は語る。社内ではLINEを使って写真付きの事例を即時共有し、「なぜこうなったか」「次はどう対応するか」を話し合う。報告・連絡・相談の徹底が、品質の底上げにつながっている。
また、受注の大半は口コミや紹介によるもの。「口コミや紹介が中心ではあるが、現状の仕事と紹介でしっかり回っている」という状況は、品質と信頼の積み重ねが生んだ結果といえる。
⚠️ 人手不足・DX…課題だらけの建設業で、どう動くか?
中小建設業にとって最大の課題のひとつが、人材の確保だ。セキテックも例外ではない。技能実習生2名が帰国し、現在は特定技能制度を活用した外国人材の受け入れを進めているが、「外国人を1人雇うだけでも最初は50万円くらいかかる。採用にはそれなりのコストがかかるものだと理解してきました」と関社長は話す。
日本人スタッフの採用については「そろそろ久しぶりに求人を出そうかと思っている」と言い、受注動向を見ながら慎重に判断していくという。焦って増やすのではなく、仕事量が確実に増えるタイミングを見極めて準備する──堅実な判断軸は、コロナ禍やリーマンショックの時期も「仕事が完全に止まったことはない」という安定した基盤の上にある。
🌱 10年後のビジョン──地域と仲間への想いを語る
将来のビジョンについて問うと、関社長は少し照れながらも、こんな言葉を口にした。「今一緒にいる社員が、年収1,000万円を目指せるような会社にしたい。今後は会社の周りの人間が豊かになってくれたらそれでいい、って思っています」
大切にしているのは、いつかの話より、「今ここにいるスタッフが報われること」だ。「将来がどうなるかは誰にもわからない。だからこそ、今一緒に頑張ってくれている人が豊かでいられる環境を作ることが一番大事」と関社長は言い切る。売上を倍にする目標を持ちながらも、「焦らず、着実に」というペースを大切にしている。
若い世代へはこんなメッセージを残してくれた。「難しい=楽しい、と思えるかどうかだと思います。難しいことが次々に出てきて、それをクリアしていく中でやりがいが見つかる。自分が施工した居酒屋に飲みに行って、天井を見上げながら一杯やれる。あ、ここは俺がやって大変やったな、って思いながら飲む瞬間がある。それがこの仕事の醍醐味です」
手に職をつけることの価値は、誰でも簡単にできない仕事だからこそ生まれる。そう語る関社長の言葉は、業界を目指す若い人材の背中を押す力強いメッセージだ。
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📝 編集部コメント
取材を通じて感じたのは、関社長の「現場への誠実さ」でした。派手な言葉よりも、手直しゼロ・クレームゼロという地道な積み重ねを大切にし、スタッフが豊かになれる会社を静かに目指す姿勢は、中小建設業経営者のあり方として多くの示唆を与えてくれます。