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砂防工事の現場が変わる!遠隔・自動施工がついに全国展開へ

砂防工事の現場が変わる!遠隔・自動施工がついに全国展開へ

国土交通省が2026年6月、砂防関係事業のDX推進に向けた検討委員会を新設しました。今後の施工現場の姿が大きく変わる可能性がある、見逃せない動きです🏔️ 中小の建設会社にとっても「将来こんな施工ができるのか」「自社は対応できるか」を考える絶好の機会です。

📋 なぜ今、砂防現場のDXなのか?

砂防関係工事の現場を思い浮かべてください。急峻な山間部、活火山の近く、大雨後の河道閉塞箇所……。それらは工事の重要度が高い一方で、「人が入れない」「入るのが危険すぎる」環境が多い分野です😰 そのような状況を打破するために、国土交通省はこれまでも遠隔操作による無人化施工に取り組んできました。

その集大成として、**「砂防関係事業における遠隔・自動施工の推進検討委員会」**が令和8年6月10日(水)に第1回会合を開催します。開催場所は東京都千代田区霞が関の経済産業省別館2階です。 委員会の目的は「砂防特有の厳しい環境下においても生産性の向上を図る」こと。担当窓口は国土交通省の水管理・国土保全局砂防部保全課と、大臣官房参事官(イノベーション)グループ施工企画室が共同で担当します。

📈 数字で見る遠隔施工の広がり——36件という実績の意味

すでに、遠隔施工は想像以上に広がっています✨ 令和7年度(2025年度)、国土交通省発注工事において遠隔施工が実施されたのは全国計36件(令和8年3月時点集計)。前年度(令和6年度)の21件と比べると、わずか1年で1.7倍以上に増加しています📊

砂防に限らず、河川・道路・ダム・海岸など多くの分野に展開しており、"砂防からはじまったDXの波"は着実に建設業界全体へ広がりつつあります。 全国の事例では、北海道から九州まで各地方整備局が積極的に遠隔施工や自動化施工を試行・実施しています🗾

たとえば北陸地方整備局の能登復興事務所では、令和6年能登半島地震後の河道閉塞箇所や2次災害の恐れがある斜面で、県外から遠隔操縦による無人化施工を実施した事例が記録されています。

出典:国土交通省ウェブサイト 

https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001987390.pdf

🚜 どんな機械・技術が使われているの?

実際の現場では、どういった機器や技術が活用されているのでしょうか🤔 国土交通省がまとめた「砂防現場における無人化施工活用事例集」には、全国から34件以上の具体的な取り組みが収録されています。

代表的なものを挙げると次のようなものがあります:

遠隔操作バックホウ・クローラダンプは砂防堰堤周辺の掘削・土砂運搬で活躍。火山の警戒区域内でも、人を立ち入らせずに施工できます🌋

**ロボQS(簡易遠隔操縦装置)は砂防堰堤に堆積した不安定土砂の撤去で使用されています。セーフティークライマー工法・ロッククライマーマシンは崩壊斜面での法面対策に対応します。さらにICT(マシンコントロール・マシンガイダンス)**と組み合わせた半自動・自動施工も実用段階に入っています。

中部地方整備局の富士砂防事務所では富士山源頭部というきわめて過酷な環境でリモコン操作の無人化施工を行った事例もあり、「人が近づけない場所でも施工できる」という遠隔技術の可能性が現実のものになっています🗻

出典:国土交通省ウェブサイトhttps://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/content/sabo_mujinka_jirei_joudan.pdf

🏢 中小建設会社が今から意識しておくべき3つのこと

こうした流れを踏まえると、中小の建設企業が押さえておくべきポイントは大きく3つです🔍

① 受注機会と施工技術の変化に備える 国が委員会を設置して推進しているということは、今後は発注仕様・施工条件が変わっていく可能性があります。特に砂防・河川・災害復旧工事で実績をもつ企業には、遠隔施工技術の習得が差別化要因になりえます。

② 技術者・オペレーターの育成を先手で 各地方整備局では「無人バックホウ操作体験会」「遠隔施工機械体験会」「操作訓練・見学会」といった講習機会も提供されています。こうした公的な体験・育成機会を積極的に活用することが、社内のスキルアップにつながります💪

③ 「SABO×DX」の動向を定期的にフォロー 今後、この検討委員会からガイドラインや基準類の改定が出てくる可能性があります。国土交通省のウェブサイト(水管理・国土保全局砂防部のページ)やプレスリリースを定期的に確認しておくことが大切です📌

🌟 まとめ

国土交通省は令和8年6月10日、砂防関係事業のDXを加速するための「砂防関係事業における遠隔・自動施工の推進検討委員会」の第1回会合を開催します⚙️

令和7年度の遠隔施工実績はすでに36件(前年比1.7倍超)に達しており、砂防・河川・道路・ダム・海岸など多分野で展開中です。「人が入れない危険な現場でも施工できる」という技術が急速に普及しつつある今、中小建設企業も技術習得・情報収集の動きを早めることが求められています🏗️

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出典: 「砂防関係事業の遠隔・自動施工の推進のための検討会を実施します~SABO×DXのさらなる推進を目指して~」(国土交通省) https://www.mlit.go.jp/report/press/sabo02_hh_000167.html をもとに作成

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建設円陣PLUS編集部

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「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。

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