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工事を受注して売上が増えているのに、最後に残った利益を見ると「思ったほど多くない」。そんなことはありませんか?📊
建設業では、会社全体の売上や利益だけを見ていると、どの工事で利益が出ていて、どの工事で利益が減っているのかが分かりにくくなります。
そこで大切なのが、工事が終わってから答え合わせをするのではなく、進行中の工事についても「最終的にいくら残りそうか」を確認する習慣です。💡
会社全体の利益が分かっていても、個々の工事の状況までは見えないことがあります。例えば、ある工事では利益が順調でも、別の工事で利益が小さくなっていれば、全体の数字だけでは原因をつかみにくくなります。
だからこそ、工事ごとに契約金額・当初予算・現在までの実績・これから必要な費用・利益見込みを並べて確認します。🔎
細かな数字を毎日集計することが目的ではありません。「この工事は今、どの位置にいるのか」を定期的に確認することがポイントです。
「忙しいから、落ち着いたら確認しよう」とすると、工事が終わるまで数字を見ないままになりがちです。そこで、月1回や工程の節目など、確認するタイミングをあらかじめ決めておくと続けやすくなります。📅
確認時には、現在までに使った金額だけでなく、残っている工程に必要な費用も考えます。「予算をまだ使い切っていないから大丈夫」ではなく、この先の支出を含めて利益がどうなりそうかを見るのがポイントです。
工事別利益を確認するには、経理や事務担当者だけでは把握できない情報があります。現場では、追加作業、材料変更、工程変更、協力会社への依頼などが発生します。
こうした情報が共有されなければ、管理している数字と現場の実態に差が生じます。⚠️
そこで、「変更があったら共有する」「追加作業が出たら記録する」など、現場から事務へ情報を渡すルールを決めておきます。誰か一人の記憶に頼らず、同じ情報を確認できる状態をつくることが大切です。
途中で利益見込みが変わったら、「利益が減った」という数字だけで終わらせないことも重要です。
追加作業が発生したのか、工程が延びたのか、発注内容が変わったのかなど、理由を短く記録しておきます。📝
完工後に実績と原因を振り返れば、次の工事で注意すべき点が見えてきます。工事別利益の管理は、現在の工事を見るだけでなく、過去の経験を次の見積もりや経営判断につなげる仕組みにもなります。
いきなり複雑な管理表を作る必要はありません。まずは進行中の工事を一つ選び、次の5項目を並べてみましょう。📋
①契約金額
②当初予算
③現在までの実績
④完工までの費用見込み
⑤現時点の利益見込み
紙や表計算でも構いません。大切なのは、数字を集めることではなく、「このまま工事を進めたら、最終的にいくら残るのか」を考えることです。
一度確認して終わりにせず、決めたタイミングで繰り返せば、利益の変化にも気づきやすくなります。📈
工事別利益は、完成後に結果を見るだけでなく、進行中にも確認することで経営に活かしやすくなります。
契約金額、予算、実績、残りの費用、利益見込みを定期的に確認し、現場で起きた変化を事務側と共有する。そして、利益が変わった理由を記録して次の工事につなげる。この流れを会社の習慣にすることが、工事ごとの利益を把握する第一歩です。
まずは一つの工事から、「今、いくら残りそうか」を確認してみましょう。🏗️
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