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国土交通省は、インフラ分野のAI実装に向けた取り組み方針を策定したことを発表しました🏛️。AIを「現場で働く人の能力を拡張させ、生産性向上を加速する基盤」と位置づけ、人とAIの協働によって国民の安全・安心や地域の豊かさの向上を持続的に実現していく、という考え方が示されています。
なかでも注目したいのが、受発注者間の情報共有システム「ASP」に対話型AI機能を搭載する、という方針です🖥️。ASPは工事関係書類の作成・提出や押印を電子的に行うシステムで、直轄工事では原則適用されているほか、すでに全ての都道府県・政令市でも導入されています。つまり、ほとんどの建設現場に関わりのある仕組みだといえますね😊。
今回の取り組み方針では、AI実装を進めるための3本柱が示されました🌟。直轄事務所などの現場でのAI徹底活用、産学官協働によるAIデータ連携の推進、現場へのフィジカルAIなどの導入、の三つです。
特にASPについては「今後、対話型AI機能を搭載し、受発注者のコミュニケーションの更なる円滑化を図る」とされており、機能要件にAI機能を追加したうえで、民間のASPサービスが順次アップデートされていく見通しです📄。設計図書や工事関係書類をAIが効率的に参照できるようになれば、書類作成や確認作業の負担軽減につながりそうです。
あわせて、国土交通省が保有する国交データプラットフォームには、すでに35のシステムが連携し、336万件のデータが蓄積されているとのことで、こうした基盤とAIをつなげていく方向性もうかがえます💾。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001361.html)
国土交通省の資料によると、地域建設業のAI活用については、業務効率化のためのAI活用は2割弱にとどまり、活用内容としては書類・議事録作成が最多という現状が示されています📊。
方針のなかでも「受注者はもとより、技術・人員面での制約が大きい自治体や中小企業におけるAI実装へ波及させていく」ことや、「建設業の大部分を中小企業が担っていることを踏まえ、地域・生活を支える建設現場への普及を支える環境整備を推進することが重要」という考え方が明記されています。大手だけでなく、中小の現場にもAI活用を広げていく方針であることが読み取れますね🙌。なお、方針の中では人とAIの役割分担も整理されており、最終的な価値判断や意思決定、説明責任はあくまで人が担い、AIは定型業務や複雑な情報の分析・提案を支援する、という基本的な考え方が示されています。
将来的には、発注者が構造化した基準・規格値と、受注者が現場で計測した出来形データをAIが照合する「AI臨場」の導入に向けた環境整備も進められる予定です🔍。また、これまでPDFが中心だった成果物の納品形式についても、AIが学習しやすいデータ形式への見直しが検討されています。
技術基準類についても、先行して土木工事共通仕様書がJSON-LD対応のHTML形式で公開されるなど、AIが参照しやすい形へ整備が進んでいます⚙️。フィジカルAIの重点分野としては、機械施工や現場内の小運搬、構造物点検、巡視・点検、除草や除雪、災害調査・復旧などが挙げられており、今後は現場作業そのものにもAIが関わる場面が増えていきそうです🚧。国土交通省はi-Construction
2.0の目標として、2040年度までに省人化3割・生産性1.5倍を掲げており、今回の方針もその実現に向けた取り組みの一環と位置づけられています。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001361.html)
ASPへのAI機能追加は、すでに全都道府県・政令市で導入されているシステムのアップデートという形で進むため、多くの現場に影響が及ぶと考えられます📱。まずは自社が使っているASPの提供事業者から今後のアップデート情報を確認しておくこと、そして書類作成や照合作業など、AIに任せられそうな業務を洗い出しておくことが、変化にスムーズに対応する第一歩になりそうです✅。
人材育成の面でも、方針の中では中小・専門工事会社が対応できるよう配慮しながら、業界団体や教育機関、行政が連携して取り組む方向性が示されています。日々の業務に追われる中小建設企業にとっては、こうした国の動きを早めにキャッチしておくことが、後々の負担軽減につながりそうです🌱。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001361.html)
国土交通省が示したAI実装の方針は、大規模な直轄現場だけでなく、中小建設企業にも関わりの深い内容です。ASPへの対話型AI機能の搭載をはじめ、今後の制度や仕組みの変化を早めにキャッチアップしておくことが、これからの現場運営を楽にする近道になるかもしれません☺️。
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出典:「国土交通省インフラ分野のAI実装に向けた取組方針」及び「建設分野におけるフィジカルAI戦略」(中間とりまとめ)の策定(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001361.html)をもとに作成
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