千葉県君津市で、千葉ロッテマリーンズの2軍(ファーム)施設を核とした総事業費208億円超のビッグプロジェクト「(仮称)貞元総合公園整備事業」の公募型プロポーザルが公告されました。本記事では、建設会社や設計事務所が気になる参加資格要件(JV要件や客観点数など)や、今後のタイトなスケジュールについて徹底解説します。大型公共工事の受注チャンスを狙う企業は必見です。
🏟️ 【208億円】ロッテ2軍施設(仮称・貞元総合公園)のDBプロポーザルが始動!
2026年7月1日、千葉県君津市が(仮称)貞元総合公園整備事業の公募型プロポーザルを公告しました。💡 プロ野球・千葉ロッテマリーンズのファーム(2軍)施設を核とした都市型公園の整備で、参考価格はなんと208億4,800万円(税込)。地方自治体発注の案件としても、かなりのボリュームです。
発注者は千葉県君津市のボールパーク推進課施設整備係。採用方式はDB(設計施工一括)方式で、設計から施工まで一括して受注できるのが大きな特徴です。近年、公共工事でこのDB方式が増えてきており、設計会社と施工会社が連携したJVで参加するケースが一般化してきています。大型案件を狙う建設会社にとっては、今後の受注戦略を考えるうえでも要注目の事業です。🔔
※画像はイメージです
📋 参加できる会社の条件はここを確認!
プロポーザルへの参加形態は、単体またはJV(共同企業体)のいずれかです。JVを組む場合、代表企業は施工を担当する企業とする必要があります。
最も重要な参加資格要件として、単体企業またはJV代表企業には以下の条件が求められています。
✅ 建築一式工事で1,200点以上の客観点数を保有していること
✅
2016年度以降に、観覧施設を備えた延べ2,000平方メートル以上の球技場を新築・改築・増築または大規模改修した施工実績があること
「球技場の施工実績」という条件が付いているため、一般的な建築会社にとっては非常にハードルが高めです。しかし、「自社には実績がないから」と諦めるのは早計です。本案件はJV(共同企業体)での参加が認められているため、実績を持つ主要企業と組んで設計や一部施工を担当する、あるいは地元の協力会社と連携して挑むという戦略が十分に可能です。
とはいえ、「急にそんな実績のあるパートナーや、信頼できる協力会社が見つからない」という企業も多いのではないでしょうか。
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📐 工事の規模感と施設の概要
建設予定地は、JR内房線・君津駅から南へ約1kmに位置する貞元中富地区の約14.42ヘクタール(現況は農地)。ここに「CO-FIELD KIMITSU」と名付けられた複合施設が整備されます。
公園は7つのゾーンで構成され、主な施設の規模は以下のとおりです。
🏟️ スタジアム(観客席約3,000席付き野球場):延べ約18,000㎡
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観客席なし野球場:延べ約13,500㎡
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屋内練習場:延べ約3,600㎡
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クラブハウス:延べ約7,500㎡
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緑の広場・外構ほか、駐車場(約600台)
概算の事業費は、造成工事が40億円、スタジアムが67億円、観客席なし野球場が15億円、屋内練習場が25億円、クラブハウスが47億円、緑の広場・外構などが14億円と試算されています。なお、観客席なし野球場やサブグラウンドなどトレーニングゾーンの一部は千葉ロッテマリーンズが整備し、市に利用料を支払う形での運営が予定されています。
また、付加価値ゾーンではPark-PFI(公募設置管理制度)を活用した飲食・宿泊機能の導入も検討されており、公民連携型の整備が進む点も注目です。🍴🏨
出典:「君津市 CO-FIELD KIMITSU特設サイト」https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/co-field/
📅 スケジュールを把握して準備を急ごう!
プロポーザルの今後のスケジュールは次のとおりです。参加を検討する場合は、早急に準備を開始する必要があります。⏰
📌 質問受付:2026年7月14日まで
📌
参加表明書の受付:2026年7月27日〜31日
📌
技術提案書・参考見積もりの受付:2026年11月27日〜30日
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プレゼンテーション審査:2026年12月22日
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結果通知:2027年1月8日
参加表明書の締め切りは7月31日。記事を読んでいる今から1ヶ月も経たないうちに締め切りがきてしまいます。詳細な参加資格要件や提出書類については、君津市が公開している「(仮称)貞元総合公園整備事業募集要項」(PDFファイル、1.21MB)で確認できます。審査基準書(1.82MB)や要求水準書(2.45MB)も公開されているほか、CD-Rでの配布資料もあるため、早めに申請しておきましょう。
本体工事の完成期限は、スタジアム・クラブハウス・屋内練習場が2029年12月28日まで、公園広場と外構が2030年2月28日まで、観客席なし野球場と敷地南部の造成工事は2031年1月31日までと設定されています。供用開始の目標は2030年1月末で、運用期間は30年間を目途としています。
🏢 中小建設会社が今すぐできること
208億円規模のDB方式プロポーザルとなると、単独での参加はハードルが高くなります。しかし、建設業界で重要なのは「どう動くか」です。
まず自社の客観点数を確認し、1,200点以上あるかどうかをチェックしましょう。次に、球技場・競技場・体育館の施工実績が2016年以降にあるかどうかを整理します。もし単体での参加が難しければ、施工実績のある企業とのJV組成を検討してみましょう。JVの代表企業が施工担当であれば、自社が設計担当としてJVに加わるという選択肢もあります。
大型公共工事の入札・プロポーザルへの参加は、自社の信頼性向上や技術蓄積につながります。🌟 「うちには無理だ」と諦める前に、まず募集要項を読んでみることをお勧めします。なお、事業者募集・選定支援業務は山下PMCが担当しており、質問は2026年7月14日まで受け付けているため、不明点はこの期間内に確認しましょう。
📝 まとめ
千葉県君津市が公告した(仮称)貞元総合公園整備事業は、千葉ロッテマリーンズのファーム施設を核とした総合公園整備の大型プロジェクトです。参考価格208億4,800万円、DB方式での公募型プロポーザルで、2026年7月31日が参加表明書の締め切りです。施工実績や客観点数の要件を満たす企業はぜひ確認を、難しい場合もJV参加という道があります。今後も同様の大型地方公共工事案件が増えていく中で、受注の芽を逃さないためにも情報収集のアンテナを張り続けることが大切です。🏗️✨
今回の君津市の案件に限らず、今後もDB方式やPark-PFIを活用した地方自治体の大型開発は増えていくと予想されます。受注の芽を逃さないためには、日頃から「JVを組める仲間」や「動ける協力会社」を確保しておくことが不可欠です。先ほどご紹介した**『建設円陣』**なども賢く活用しながら、情報収集のアンテナを張り続けていきましょう。
本サイトについてのご質問・ご相談がございましたら、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にお寄せください。
出典:(仮称)貞元総合公園整備事業公募型プロポーザルを実施します(君津市)https://www.city.kimitsu.lg.jp/soshiki/118/90366.html
および(仮称)貞元総合公園整備基本計画を策定しました(君津市)https://www.city.kimitsu.lg.jp/soshiki/118/90371.html をもとに作成








