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9月の建設現場は、「夏が終わった」と「まだ暑い」が同居する時期です。
朝は涼しくても日中は汗をかく。雨の翌日は足元が変わる。夕方は暗くなるのが早くなり、夏の疲れも残っています。
だからこそ、朝礼も「いつもの安全確認」から少しだけ内容を変えてみたいところです。
朝に現場へ入ったとき、「今日は涼しい」と感じる日があります。ところが、作業が始まって日差しを受けると、思った以上に暑く感じることもあります。
9月は朝の体感だけで、その日の暑さを判断しないことがポイントです。 朝礼では「朝は涼しいですが、日中は暑くなる可能性があります。水分補給と体調確認を忘れずに」と、時間帯まで含めて伝えると具体的です。
体調に変化を感じたときは、我慢せず周囲に伝える。夏の習慣を急に終わらせないことも大切です。
雨が降った翌日の現場では、通路や地面、資材置場などの状態が変わっていることがあります。昨日まで問題がなかった場所でも、濡れやぬかるみがあれば歩きにくくなります。
朝礼では「昨日の雨で変わった場所はないか、作業前に確認しましょう」と伝えてみましょう。「雨だから注意」ではなく、「雨のあと、どこが変わったかを見る」と具体的にすると、確認する場所が分かりやすくなります。☔
9月は、夏に比べて夕方の暗さを意識する場面が増えてきます。特に気をつけたいのが、作業終了前の片付けです。
「あと少しで終わる」という気持ちから、周囲を見る余裕がなくなることがあります。 道具や資材を片付ける、車両を移動する、人が通る。作業が終わりに近づいても、現場ではまだ人と物が動いています。
朝礼で「最後の片付けまで、足元と周囲を確認しましょう」と共有しておけば、一日の最後まで安全を意識しやすくなります。🔦
9月は暑さが少し落ち着いてくる一方、夏場の疲れが積み重なっていることもあります。本人はいつも通りのつもりでも、集中しにくい、体が重いと感じることがあるかもしれません。
そこで朝礼では、「少しでも体調がおかしいと思ったら、早めに声をかけてください」と伝えておきます。「体調が悪い人はいませんか?」と全員に聞くだけよりも、「いつもと違ったら言ってください」と具体的に伝えるほうが、声を上げるきっかけを作れます。🦺
安全について伝えたいことはたくさんあります。しかし、毎朝すべてを話そうとすると、結局どれが重要なのか分かりにくくなります。
そこで、朝礼では「今日の重点」を一つ決める方法がおすすめです。
*雨上がりなら「今日は足元」
*車両の出入りが多いなら「今日は接触防止」
*高所作業があるなら「今日は昇降と周囲確認」
*暑さが気になるなら「今日は体調管理」。
その日の作業に合わせて重点を変えれば、朝礼の内容も現場に合わせて変えられます。「安全に気をつけましょう」だけで終わらず、「今日は何に気をつけるのか」まで言葉にすることがポイントです。📣
「今日は朝は涼しいですが、日中の暑さには注意しましょう。昨日の雨で足元が変わっている場所がないか確認してください。夕方は暗くなるのが早くなっているので、最後の片付けや車両移動まで周囲を見ていきましょう。体調がいつもと違う人は、早めに声をかけてください。今日の重点は『足元確認』です。よろしくお願いします。」
朝礼は、長く話すことが目的ではありません。その日の現場で特に気をつけたいことを一つ選び、全員が同じポイントを意識できる状態をつくることが大切です。
9月の安全管理で意識したいのは、「夏から秋へ変わる途中だからこそ、昨日と同じとは限らない」ということです。
暑さ、雨、夕方の暗さ、疲れなど、日によって気になるポイントは変わります。 だからこそ、朝礼で「今日の重点」を一つ決めてみましょう。短い一言でも、現場全員が同じ危険を意識できれば、安全確認のきっかけになります。
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