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東京都杉並区が、「杉並区無電柱化推進方針」の改定案を取りまとめ、2026年9月24日の区議会都市環境委員会に報告しました。⚡🏙️
先に結論をお伝えすると、今回の改定で区の無電柱化は「災害拠点病院までつなぐ」「電柱を増やさない」「路線単位からエリア全体へ」という3つの方向に広がります。道路・電気・通信・外構に関わる現場の皆さんにとって、今後の仕事の流れにも関わるニュースです。🚧
改定案では、能登半島地震の教訓や首都直下地震等の切迫性を踏まえ、電柱倒壊による道路閉塞や、避難・救急活動への支障を防ぐ取組を強化するとしています。🌏💥
あわせて、令和8年6月に改定された「東京都無電柱化計画」や、区の「杉並区まちづくり基本方針(杉並区都市計画マスタープラン)」などとの整合を図ることも改定の目的です。📘方針期間は令和8年度(2026年度)から令和12年度(2030年度)までの5年間とされています📅
※画像はイメージです
改定案によると、令和8年(2026年)4月時点で、区が管理する道路延長は約677km。そのうち無電柱化が完了しているのは約6kmで、無電柱化率は約1%にとどまっています。😲
また、幅員6m以上の生活道路は約122km(区道全体の約18%)とされており、歩道がなく幅員の狭い道路が多いことが区内の特徴です。🛣️
コストと工期の課題も具体的に示されています。💴国土交通省の試算では、電線共同溝方式(電線共同溝とは:道路の地下に電力線や通信線をまとめて収める設備)の整備費は、令和7年時点で1km当たり約5.3億円。さらに区のこれまでの事例では、道路延長約400mの整備に平均約7年を要しているとのことです。⏳
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📊 杉並区の無電柱化の現状(令和8年4月時点) |
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|---|---|
区が管理する道路延長 |
約677km |
無電柱化済みの道路延長 |
約6km |
無電柱化率 |
約1% |
幅員6m以上の生活道路 |
約122km(区道全体の約18%) |
整備費(電線共同溝方式) |
1km当たり約5.3億円(国土交通省試算・令和7年時点) |
区の事例での整備期間 |
道路延長約400mで平均約7年 |
出典:杉並区ウェブサイト(https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/25212/3teisiryou5.pdf)をもとに作成
🏥①災害拠点病院まで連続する路線を追加
東京都無電柱化計画で「都道と区市町村道の連携強化路線」に選ばれた区道第2103-1号線(桃井原っぱ公園東側)を、新たに整備する路線に加えます。災害拠点病院である荻窪病院と、第一次緊急輸送道路の青梅街道、第二次緊急輸送道路の早稲田通りを結ぶ路線で、延長925m・幅員7.40〜11.10mです。緊急輸送道路(緊急輸送道路とは:地震直後の緊急輸送を円滑に行なうため、防災拠点同士を結ぶよう指定された道路)から病院まで、連続した無電柱化を目指します。🚑
🚫②防災上重要な道路で電柱の新設制限を拡大
区では令和6年(2024年)8月から、区が管理する緊急輸送道路で電柱の新設を原則禁止しています。今回はこれを広げ、「緊急道路障害物除去路線」(緊急道路障害物除去路線とは:緊急輸送道路と区の救援活動施設等を結び、震災直後に障害物の除去や応急復旧を優先的に行なう路線)も、道路法第37条に基づく占用制限の対象とするよう手続きを進めます。⚠️
🗺️③路線単位から「面的整備」へ
街路事業や土地区画整理事業、市街地再開発事業、連続立体交差事業等で生まれる道路・広場などの公共用地を活用し、生活道路を含む複数路線を一体的に無電柱化する「面的整備」の考え方を新たに位置付けます。対象として、阿佐ヶ谷駅北東地区と、西武鉄道新宿線沿線連続立体交差事業まちづくり地区が示されています。🏘️
改定案では、限られた空間でも整備しやすい電線共同溝方式を基本としつつ、地上機器を街路灯に添架するソフト地中化方式なども道路条件に応じて活用するとしています。💡
低コスト化の手法として、浅層埋設(浅層埋設とは:管路を従来より浅い位置に埋める工法)、小型ボックス、既存ストックの活用、従来のCCVP管からECVP管への変更などが挙げられています。🧱
さらに、設計から工事までの複数工程を一体的に発注する包括発注方式の導入検討も明記されました。関係事業者間の調整を効率化し、事業期間の短縮につなげる狙いです。📋
🔧 整備手法と低コスト化 |
|
|---|---|
基本となる手法 |
電線共同溝方式 |
道路条件に応じた手法 |
ソフト地中化方式(地上機器を街路灯に添架)ほか |
低コスト化の手法 |
浅層埋設/小型ボックス/既存ストックの活用/CCVP管→ECVP管への変更 |
📋 従来の発注 |
📋 包括発注(導入を検討) |
|---|---|
|
企業1:本体設計・工事 |
企業1:本体設計・工事、支障物件移設、引込管工事 |
出典:杉並区ウェブサイト(https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/25212/3teisiryou5.pdf)をもとに作成
今後の予定は次のとおりです。🗓️
・令和8年10月1日〜10月31日:区民等の意見提出手続(パブリックコメント)
・令和9年1月:方針の改定
・令和9年2月:都市環境委員会へ報告
杉並区周辺で道路・電気通信・舗装・外構などに携わる会社は、まず改定案の中身と対象エリアを確認しておくのがおすすめです。👀 包括発注など発注の形が変わる可能性もあるため、協力会社とのつながりを早めに整えておくと安心ですね。🤝
🗓️ 時期 |
内容 |
|---|---|
令和8年9月24日 |
都市環境委員会に改定案を報告 |
|
令和8年10月1日〜31日 |
区民等の意見提出手続(パブリックコメント) |
令和9年1月 |
方針の改定 |
令和9年2月 |
都市環境委員会へ報告 |
方針期間 |
令和8年度〜令和12年度 |
出典:杉並区ウェブサイト(https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/25212/3teisiryou5.pdf)をもとに作成
杉並区の無電柱化は、病院につながる道路の追加、電柱新設制限の拡大、そしてエリア全体での面的整備へと一歩踏み出します。🌟
無電柱化率約1%からの挑戦だからこそ、今後の動きをしっかり追いかけていきましょう。✨
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出典:令和8年9月24日 都市環境委員会資料「『杉並区無電柱化推進方針』の改定について」(杉並区 都市整備部都市計画道路担当)(https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/25212/3teisiryou5.pdf)をもとに作成
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