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国交省6月調査で判明!合材・鋼材がやや上昇、資材費はどう動く

国交省6月調査で判明!合材・鋼材がやや上昇、資材費はどう動く

お金と制度の話

国交省の6月調査で判明!資材価格は「やや上昇」の局面へ

国土交通省が毎月実施している「主要建設資材需給・価格動向調査」の令和8年6月分の結果が、令和8年6月25日に公表されました。📢

結論からお伝えすると、今回の調査対象である生コンクリートや鋼材、木材など7資材13品目のうち、アスファルト合材(新材・再生材)、異形棒鋼、H形鋼、木材(型枠用合板)、石油の5品目「やや上昇」と判定されました。それ以外の資材は「横ばい」で、価格が急騰しているわけではありませんが、じわじわとコストが上がり始めているサインといえそうです。💰

なぜ一部の資材だけ「やや上昇」になったのか

今回「やや上昇」と判定されたのは、アスファルト合材(新材・再生材)、異形棒鋼、H形鋼、木材(型枠用合板)、石油の5品目です。国交省の発表では細かい要因までは触れられていませんが、これらはいずれも道路工事や躯体工事、型枠工事といった、公共工事や民間工事を問わず頻繁に使われる資材ばかりです。🚧

一方で、需給動向については調査対象の全資材において「均衡」と評価されており、供給不足による価格高騰という状況ではないようです。

在庫状況についても、骨材(砂、砂利、砕石、再生砕石)、異形棒鋼、H形鋼、木材(製材・型枠用合板)を対象とした調査で、すべて「普通」という結果でした。📦

数字で見る、今回の調査結果のポイント

今回の調査は、令和8年6月1日から5日にかけて実施されました。国交省は「建設資材の需給及び価格の安定化、建設事業の円滑な推進を図るため」として、この調査を毎月継続的に行なっています。📊

ポイントを整理すると次のとおりです。

*調査対象:生コンクリート、鋼材、木材など7資材13品目。

*価格動向:アスファルト合材(新材・再生材)、異形棒鋼、H形鋼、木材(型枠用合板)、石油が「やや上昇」、その他は「横ばい」。

需給動向:全ての調査対象資材で「均衡」。

在庫状況:調査対象資材(骨材、異形棒鋼、H形鋼、木材の一部)ですべて「普通」。

特別な資材だけが突出して値上がりしているわけではなく、全体としては落ち着いた動きの中で、一部品目にじわりと上昇圧力がかかっている、というのが今回の調査の実像です。

なお、この調査を所管しているのは国土交通省 不動産・建設経済局 大臣官房参事官(建設人材・資材)付で、資材別・地域別の変動状況を毎月まとめて公表する体制がとられています。

この動きが中小建設業の経営にどう影響するか

元請・下請を問わず、中小の建設会社にとって資材価格の動きは、見積り精度や利益率に直結する重要な情報です。とくに道路工事に関わる会社にとってアスファルト合材の上昇、鉄筋工事や躯体工事に関わる会社にとって異形棒鋼・H形鋼の上昇は、見積り時点と着工時点での価格差による損失リスクにつながります。⚠️

今回の調査では「横ばい」の資材が大半を占め、需給も「均衡」という結果でしたので、パニックになる状況ではありません。ただし、石油価格の「やや上昇」は輸送費や重機の燃料費にも波及しやすく、資材費だけでなく間接コストの上昇にも注意が必要です。⛽

今、現場と経営者が取っておきたい対応策

資材価格が「やや上昇」の局面にあるからこそ、日頃からの情報収集と見積り管理の見直しが重要になります。

具体的には、見積書に価格変動リスクを踏まえた条項を入れておくこと、材料の発注タイミングを工程に合わせて柔軟に調整すること、複数の仕入れ先から相見積りを取り価格交渉力を高めておくことなどが挙げられます。🔧

また、この調査結果は「公共データ利用規約(PDL1.0)」に準拠して公開されているため、出典を明記すれば社内の見積り資料や資材台帳などに自由に活用できるのも心強いポイントです。📝

国土交通省のこの調査は毎月公表されているため、👉自社が扱う資材に関係する品目だけでも定期的にチェックしておくと、価格変動の予兆をいち早くつかみ、見積りや資金繰りの計画に反映させやすくなります。📅

まとめ

2026年6月の国交省調査では、アスファルト合材や異形棒鋼など一部資材が「やや上昇」となったものの、需給は全資材で「均衡」、在庫も「普通」と、全体としては落ち着いた状況でした。

とはいえ、資材価格はじわじわと動いています。日々の見積りや資金計画に、こうした公的データを取り入れる習慣をつけておきたいところです。✨

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出典:「6月の主要建設資材の需給動向は全ての調査対象資材において均衡~主要建設資材需給・価格動向調査(令和8年6月1~5日現在)の結果~」(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00367.html)をもとに作成

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「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。

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