記事を読み込み中です

地域の企業同士が手を組み、それぞれの強みを掛け合わせることで、これまでになかった商品やサービスが生まれることがあります。
建設業でも、協力会社や異業種とのつながりを「仕事を頼む相手」だけでなく、新しい仕事を生み出す相手として考えると、見えてくる可能性があります。
今回の参考事例は、三重県津市に本社を置く井村屋とおやつカンパニーのコラボレーションです。おやつカンパニーは、井村屋の「肉まん・あんまん」をイメージした「ベビースタードデカイラーメン」を2026年10月12日から全国で期間限定発売すると発表しました。
プレスリリースでは、『三重県津市に本社を置く井村屋とおやつカンパニーがタッグを組み、夢のコラボ商品が誕生しました。』と紹介されています。
引用元:株式会社おやつカンパニープレスリリース(PR TIMES掲載)
井村屋の肉まん・あんまんと、ベビースタードデカイラーメンという、それぞれに知名度のある商品を組み合わせた点が今回の特徴です。単に別々の商品を販売するのではなく、両社が持つブランドや商品の特徴を掛け合わせ、新しい楽しみ方を提案しています。
秋から冬にかけての現場では、温かい飲み物と一緒にお菓子をつまみながら、ほっとひと息つきたいこともあります。今回のコラボ商品は、そんな休憩時間の話題にもなりそうです。
「肉まん味ってどんな感じだろう」と話しながら、仕事の合間に楽しむのもよさそうです。忙しい現場だからこそ、こうしたちょっとした会話が生まれる時間も大切にしたいものです。
この事例を建設業に置き換えてみると、参考になるのは「大企業のコラボ」そのものではありません。ポイントは、すでに持っている強みを、別の会社の強みと組み合わせるという考え方です。
例えば、外構工事を得意とする会社と、店舗づくりに詳しい会社が組めば、単独では提案しにくかった工事全体の相談に対応しやすくなります。内装、設備、電気、塗装など、異なる専門分野を持つ会社同士でも同じです。
さらに、建設業以外の会社との接点が仕事のきっかけになることもあります。地域の不動産会社、工務店、設計事務所、店舗運営会社など、それぞれが持っている顧客や情報は異なります。自社では当たり前だと思っていた技術が、別の業種から見ると大きな強みになる場合もあります。
建設会社にとって協力会社は、工事を進めるうえで欠かせない存在です。ただし、関係を「忙しいときに応援を頼む」「専門工事を依頼する」だけに限定する必要はありません。
例えば、「この技術を組み合わせたら、どんな仕事ができそうか」「この地域で一緒に提案できることはないか」と話してみるだけでも、関係性は変わります。
大切なのは、最初から大きな新規事業を始めようとしないことです。まずは自社が得意なことを言葉にすることから始められます。「短納期に対応できる」「特殊な施工経験がある」「小規模工事が得意」「地域の顧客とのつながりが強い」など、普段は意識していない特徴も立派な強みです。
※画像はイメージです
地域企業との連携を仕事につなげるには、まず自社の強みと、探している相手を整理しておくことが重要です。
「自社にはできないけれど、組めばできる仕事は何か」「どんな会社とつながれば提案の幅が広がるか」を考えてみましょう。
そのうえで、既存の取引先や知り合いに声をかけたり、地域の交流会などで話をしたりする方法があります。さらに、協力会社探しや人材確保を目的としたマッチングサービスを活用するのも一つの方法です。
建設業では、仕事を一社だけで完結させることが難しい場面も少なくありません。だからこそ、普段から「誰と組めるか」を考えておくことが、新しい案件への備えにもなります。
➡関連記事:【2026年最新】建設業マッチングサイト・アプリおすすめ7選を徹底比較!選び方や料金・特徴まとめ
➡関連記事:「協力会社が見つからない」を今日で終わらせる、建設業マッチングアプリ『建設円陣』の正しい使い方(合言葉でプレゼント配布中!)
井村屋とおやつカンパニーのコラボは、同じ地域に拠点を置く企業が、それぞれの強みを掛け合わせて新しい商品を生み出した事例です。
建設業の中小企業にとっても、地域の会社や異業種とのつながりは、単なる人脈ではありません。自社だけでは受けにくい仕事への対応や、新しい提案を考えるきっかけになる可能性があります。
まずは「自社の強みは何か」「その強みと組み合わせられる会社はどこか」を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
本サイトについて、ご質問・ご相談がある場合は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
地域の会社や異業種とのつながりを新しい仕事につなげ、協力会社探しや人手確保を進めるなら、無料の建設業向けマッチングサービス『建設円陣』にぜひご登録ください(緑のバナーをクリック)。
➡関連記事:「ついで」が現場を忙しくする理由
➡関連記事:忙しい会社ほど「やらない仕事」を決めている
➡関連記事:社長の記憶力に頼る会社、メモが一番働いている
お問い合わせフォームを読み込んでいます。お問い合わせページもご利用いただけます。
お問い合わせフォームを読み込み中です「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。