記事を読み込み中です
✈️
モンゴルの首都ウランバートルの空の玄関口、チンギス・ハーン国際空港の拡張について、日本とモンゴルの両政府が実質合意に至りました🎉
しかも資金は日本の円借款(円借款とは:日本政府が開発途上国に、低金利・長期返済の条件で円建ての資金を貸し出す支援のこと)を活用する方針です💴
「海外の空港の話でしょ?」と思った方も、ちょっと待ってください😊
日本の建設・インフラ企業がどう関わってきたかを知ると、見え方が変わってきますよ🔍
📅
2026年9月3日、ウランバートルを訪問中の茂木敏充外務大臣は、バトムンフ・バトツェツェグ・モンゴル外務大臣と約60分間の外相会談を行ないました🤝
外務省の発表によると、両大臣は「円借款を活用した空の連結性の鍵」であるチンギス・ハーン国際空港の拡張が、政府間で実質合意に至ったことを歓迎しました✨
🏛️
同じ日には、フレルスフ大統領やビャンバツォグト国家大会議議長(国家大会議とは:モンゴルの国会にあたる機関)への表敬も行われ、いずれの場でも空港拡張の実質合意が歓迎されました。
議長との間では、実施に向けてプロセスを進めていくことでも一致しています📝
🗺️
外相会談では、両大臣が日本を最も重要な「第三の隣国」(第三の隣国とは:国境を接する国以外の国々との関係を重視するモンゴルの外交方針)と位置付けました。
また、2022年の共同声明の重要性や、FOIP(FOIPとは:「自由で開かれたインド太平洋」の略で、日本が掲げる外交ビジョン)の下での協力を確認しています💡
🌟
両大臣は、モンゴルの自律性・強靱性を支えるため、更なる協力を進めることでも一致しました。
空港は人やモノが行き来する玄関口。その拡張は、日本とモンゴルをつなぐ「空の連結性」を高める取組として位置付けられているのです🛫
📌 なお、この方針は突然出てきたものではありません。2025年3月の外相会談で日本側が拡張への継続協力の意向を表明し、2026年6月の外相会談でも拡張に向けて協力する方針が伝えられていました。段階を踏んで今回の実質合意にたどり着いた形です🪜
🛬
JICA(JICAとは:国際協力機構。日本の政府開発援助を実施する機関)によると、チンギス・ハーン国際空港は2021年7月4日に開港し、最初のフライトはウランバートル—成田便でした。
1957年から使われてきた旧空港は、山に囲まれた地理的制約や気象条件による遅延・欠航が多く、現在地での拡張が難しかったため、新たな場所に空港が建設されました🌄
🔧 注目したいのは日本企業の関わり方です。
・JICAの円借款で建設(第2期にあたる事業の借款契約額は368.50億円)💴
・建設工事は日本企業が受注👷
・運営・維持管理、料金設定、テナント運営などの技術協力も日本の機関・企業が支援📚
・運営はモンゴルの空港事業として初めて民間に委託され、三菱商事、成田国際空港、日本空港ビルデング、JALUXの日本企業連合とモンゴル国営企業が出資する会社が、コンセッション契約(コンセッションとは:公共施設の所有権を国に残したまま、運営権を民間に任せる方式)を結んでいます🏢
※画像はイメージです
⏳ 現時点で外務省の発表から読み取れるのは「政府間の実質合意」と「実施に向けてプロセスを進める」という段階までです。拡張の規模、発注の方式、着工時期などは公式には示されていません。今後の正式な手続きや公表内容をチェックしていく必要があります📰
🤝
また外相会談では、経済分野の協力を深めるため、本年11月に予定される官民合同協議会を活用することや、租税条約(租税条約とは:二重課税の防止などを目的に国同士で結ぶ税金の取り決め)の締結に向けた協議を進めることでも一致しました。
さらに、安全保障やAIといった新しい分野での協力も議論していく方針です🤖
🧭
海外の大型案件に直接関わるのはハードルが高いと感じるかもしれません。それでも、次のような準備は今日から始められます✅
・外務省やJICAの発表を定期的にチェックし、案件の進み具合を追う🔎
・既存空港のように、日本企業が建設から運営まで関わった事例を学び、自社の強みと照らし合わせる📖
・海外案件に強い元請や専門工事会社とのつながりをつくっておく🔗
「すぐに受注」ではなくても、情報と人脈の蓄積が次のチャンスにつながります🌱
✈️ 日本の円借款と技術で生まれたチンギス・ハーン国際空港が、いよいよ拡張に向けて動き出しました。日本の建設力が海外インフラを支えているという事実は、現場で働く私たちにとっても誇らしいニュースですね😊 今後の正式な発表にも注目していきましょう📣
本サイトについて、ご質問・ご相談がある場合は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
モンゴルの空港拡張のように広がる海外インフラの動きを自社の成長につなげるなら、協力会社探しや人脈づくりに役立つ無料の建設業向けマッチングサービス『建設円陣』にぜひご登録ください(緑のバナーをクリック)。
出典:「日・モンゴル外相会談」(外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m2/mn/pageit_000001_00001.html)をもとに作成
出典:「茂木外務大臣によるフレルスフ・モンゴル大統領への表敬」(外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/mn/pageit_000001_03181.html)をもとに作成
出典:「茂木外務大臣によるビャンバツォグト・モンゴル国家大会議議長への表敬」(外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/mn/pageit_000001_00004.html)をもとに作成
出典:「日・モンゴル外相会談」(令和8年6月9日)(外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_03800.html)をもとに作成
出典:「日・モンゴル外相会談」(令和7年3月4日)(外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01834.html)をもとに作成
出典:「モンゴルで新しい国際空港が開港:日本とモンゴルの企業が共同運営」(国際協力機構)(https://www.jica.go.jp/information/press/2021/20210702_30.html)をもとに作成
出典:「新ウランバートル国際空港建設事業(2)」(国際協力機構)(https://www.jica.go.jp/oda/project/MON-P12/index.html)をもとに作成
お問い合わせフォームを読み込んでいます。お問い合わせページもご利用いただけます。
お問い合わせフォームを読み込み中です「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。