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兵庫県芦屋市が進める「JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業」が、いよいよ本格的なフェーズに入ります。🏗️
総事業費は約277億円、完成予定は令和12年度末。この記事では芦屋市が公表している最新情報をもとに、事業の全体像と中小建設業にとってのポイントを整理します。
芦屋市業平町、上宮川町、船戸町、大原町の各一部を対象に進められているこの事業は、都市再開発法に基づく「第二種市街地再開発事業」です。🚉
特定建築者(市に代わって建物を建築する事業者)には東急不動産株式会社が令和6年10月31日に正式決定しており、事業の担い手が固まった状態でここまで進んできました。
芦屋市が公表する全体工程表(令和7年11月時点)によると、用地取得は「契約~随時解体」というフェーズを経て令和8年度に解体完了、再開発ビルは実施設計・敷地整備を終えたのち令和8年度に着工する計画です。そして完成予定は令和12年度末とされています。
芦屋市が公開しているFAQでは、再開発の理由が明確に説明されています。JR芦屋駅南地区は市内で最も人と車が集中する地区でありながら、十分な歩道が整備されておらず、歩行者と車が混在して危険と隣り合わせの状態にあるとのことです。😥
さらに、南芦屋浜エリアの市街地拡大に伴って通勤・通学の交通結節点としての機能も不十分だと指摘されています。駅前線(駅に向かう南北道路)の拡幅による歩道確保、ロータリーとペデストリアンデッキによる歩車分離、駐輪場の集約などを組み合わせることで、安全で快適な駅前空間をつくることが目的です。
整備内容も具体的に示されています。駅前線は現況幅員約8.5mから15mへ拡幅し、両側に歩道を整備、あわせて無電柱化も計画されています。🛣️
交通広場にはバス・タクシー乗降場(路線バス3台、送迎バス1台、タクシー用スペース)と一般車乗降場(障がいのある方専用の停車スペースあり)を整備し、点在している駐輪場は地下自転車駐車場として集約します。
再開発ビルは地下2階(駐車場)、地上11階建てで、1・2階は商業・業務施設、3階は公益施設、4階以上は住宅を計画。JR芦屋駅と再開発ビルをつなぐペデストリアンデッキは幅約4mで、ペデストリアンデッキなどを活用することで、歩車分離が図られる計画です。
事業費については、令和7年11月時点で総事業費は約277億円、市負担額は約214億円となる見込みです。なお、事業には国の補助金等が活用される予定とされています。💰
総事業費277億円規模の再開発事業は、今後の発注動向によっては、地域企業が参画する機会も期待されます。👉 特定建築者による建築工事のほか、道路や交通広場などの整備が進められる予定であり、工事内容や発注主体に応じて地域企業が参画する可能性があります。
一方で、用地取得の進捗次第で工程が変わる可能性がある点にも注意が必要です。芦屋市自身も「用地取得状況等により、完成時期に遅れが生じる場合がございます」と明記しています。
工程情報は芦屋市の公式ページで随時更新されるため、関連工事への参画を検討する企業は継続的な確認が欠かせません。
芦屋駅南地区の再開発は、歩行者の安全確保と交通結節点機能の強化という明確な課題解決を目的に、令和8年度着工・令和12年度末完成を目指して動き出しています。
地域の中小建設業にとっても、今後の発注動向を継続的に確認しておきたい大型プロジェクトです。🔍
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出典:「JR芦屋駅南地区まちづくり」芦屋市(https://www.city.ashiya.lg.jp/gairo/jrashiyasouth.html)をもとに作成
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