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日本最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい」(ぼうさいこくたいとは:防災推進国民大会の通称。産学官民の関係者が日頃の防災活動を発表・交流する場)の次回開催地が、宮城県仙台市に決まりました。日程は2028年3月18日・19日です。
結論からいえば、防災・減災や災害復旧に関わる建設会社にとって、この大会は自社の技術や地域での取組を広く伝える機会になり得ます。開催まで約1年半ある今のうちに、情報収集と準備を始めておくことをおすすめします。
大会の公式サイトでは、2026年大会の終了にあわせて「来年度は2028年3月18日・19日、宮城県仙台市でお会いしましょう」と案内されています。年度で数えると2027年度の大会にあたります。
この大会は内閣府などが主催するもので、2016年から開催されており、2026年で第11回を数えました。第1回は2016年8月に東京大学本郷キャンパスで開かれ、「自助」「共助」(自助・共助とは:自分の身を自分で守ること、地域や職場で互いに助け合うこと)の取組を促すため、国民の防災意識を高め、過去の災害の教訓を共有することを目的としていました。
項目 |
2026年大会(第11回) |
次回大会(2027年度) |
|---|---|---|
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日程 |
2026年10月17日・18日 |
2028年3月18日・19日 |
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開催地 |
鳥取県 |
宮城県仙台市 |
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来場者 |
延べ約2万7千人 |
― |
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主催 |
防災推進国民大会実行委員会(内閣府・防災推進協議会・防災推進国民会議) |
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出典:ぼうさいこくたい2026(防災推進国民大会2026実行委員会)をもとに作成
理由の一つは、大会の中身が「見て、体験して、交流する」形式になっていることです。2026年大会では、セッション、ワークショップ、ブース展示、パネル展示、屋外テント展示、屋外車両展示、出展団体オリジナル企画が用意され、オンライン版のプログラムもありました。
プログラム検索のキーワードには「都市・建築・住宅」「土砂災害」「風水害」「企業防災」「災害廃棄物」など、建設業と関わりの深い分野が並んでいます。参加対象の区分にも「企業向け」「自治体向け」があり、行政や他業種の担当者と同じ場で防災を語り合える点が特徴です。
普段の工事に込められた防災の工夫は、完成後には一般の人の目に触れにくいものです。重機や車両の実物展示、工法をわかりやすく伝えるパネル展示などは、自社の役割を発信する手段として検討する価値があります。
※画像はイメージです
直近の2026年大会(第11回)は、10月17日・18日に鳥取県で開かれました。会場はエースパック未来中心と鳥取県立美術館の周辺で、主催は内閣府・防災推進協議会・防災推進国民会議でつくる実行委員会、協力は鳥取県と倉吉市です。来場者は延べ約2万7千人にのぼりました。
準備の流れも参考になります。2026年大会では、3月17日に出展者公募の案内が掲載され、4月13日に出展申込の受付が始まりました。8月には出展者説明会も開かれています。同じ流れになるとは限りませんが、本番の半年以上前から公募が動き出すことを想定しておくと、慌てずに済みます。なお、仙台大会の公募時期や条件は、現時点で公式には示されていません。
時期 |
2026年大会での主な動き |
|---|---|
2月17日 |
大会サイト公開 |
3月17日 |
出展者公募の案内を掲載 |
4月13日 |
出展申込の受付開始 |
8月7日 |
出展者説明会 |
10月17日・18日 |
大会本番 |
※仙台大会の公募時期は未発表です。
出典:ぼうさいこくたい2026(防災推進国民大会2026実行委員会)をもとに作成
仙台では、大会に先立って2027年10月25日から29日まで、アジア太平洋防災閣僚級会議(APMCDRR)(APMCDRRとは:アジア太平洋地域の防災担当閣僚などが集まる国際会議)が、仙台国際センター等で開かれる予定です。主催は国連防災機関(UNDRR)と内閣府(防災担当)で、約60カ国の防災担当閣僚や国際機関、民間企業などから約5,000人の参加が見込まれています。
この会議では、2015年に仙台で開かれた第3回国連防災世界会議で採択された仙台防災枠組2015-2030(仙台防災枠組とは:世界共通の防災の指針)の実施状況や課題が話し合われます。2027年秋の国際会議から2028年春の国民大会へと、仙台では防災をテーマにした大きな催しが続くことになります。東北で事業を営む建設会社にとっては、地域の防災力向上に向けた動きが注目を集める時期といえるでしょう。
時期 |
催し |
概要 |
|---|---|---|
|
2027年10月25日〜29日 |
アジア太平洋防災閣僚級会議(APMCDRR) |
仙台国際センター等。約60カ国・約5,000人の参加見込み |
|
2028年3月18日・19日 |
防災推進国民大会(ぼうさいこくたい) |
宮城県仙台市で開催 |
出典:2027年に仙台でアジア太平洋防災閣僚級会議(APMCDRR)が開催されます(仙台市)、ぼうさいこくたい2026(防災推進国民大会2026実行委員会)をもとに作成
一つ目は、公式サイトの定期チェックです。2026年大会では、サイト公開から公募案内、申込受付まで段階的に情報が出されました。仙台大会でも、公募情報を見逃さないようにしておきましょう。
二つ目は、自社の防災・復旧の実績整理です。災害対応や防災工事の事例を写真や数字でまとめておけば、出展だけでなく採用活動や営業資料にも活用できます。
三つ目は、過去大会の視察や情報収集です。大会の模様はアーカイブ配信が予告されています。どのような展示が来場者を集めたのかを知っておくと、自社に合った関わり方を考えやすくなります。
2028年3月の仙台大会は、建設業が担う防災の役割を、行政や市民に直接伝えられる貴重な場です。2027年秋の国際会議とあわせて、東北の防災に関心が高まる流れを、自社の発信や体制づくりにつなげていきましょう。
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出典:ぼうさいこくたい2026(防災推進国民大会2026実行委員会〈内閣府・防災推進協議会・防災推進国民会議〉)(https://bosai-kokutai.jp/2026/)をもとに作成
出典:2027年に仙台でアジア太平洋防災閣僚級会議(APMCDRR)が開催されます(仙台市)(https://www.city.sendai.jp/apmcdrr/apmcdrrsendai/2027apmcdrrsendai.html)をもとに作成
出典:特集1「第1回防災推進国民大会」の開催について(内閣府防災情報のページ)(https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h28/84/special_01.html)をもとに作成
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