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山口県下関市が、老朽化した市営住宅の建替えを目指す「下関駅周辺地区市営住宅等建替事業(1期)」について、令和8年(2026年)9月14日に3回目となる入札公告を行ないました。🏗️
この事業はPFI(PFIとは:民間の資金やノウハウを活用して公共施設を整備・運営する手法のことです)方式で進められており、総合評価一般競争入札によって落札者が決定されます。予定価格は消費税を除いて28億6,608万4千円という大規模な事業です。💰
実はこの事業、これまでに2度、入札参加者がいないまま不調に終わっています。
令和6年(2024年)6月26日と令和7年(2025年)6月27日の入札で、いずれも参加企業がゼロという結果でした。😢地方の公共工事、しかもPFIという特殊な方式で、参加資格のハードルも決して低くはないため、手を挙げる企業を見つけること自体が簡単ではなかったことがうかがえます。
そして今回、令和8年9月14日に3度目の公告が実施され、下関市は改めて民間事業者を募っている状況です。
対象となるのは下関市竹崎町3-3-1、敷地面積1,752.16㎡のエリアです。老朽化した市営竹崎改良住宅を解体・撤去したうえで、更新住宅110戸(1DK82戸、2DK21戸、3DK7戸)に加えて、店舗棟10区画、集会所、駐車場21台以上、駐輪場60台以上などを一体的に整備する計画です。🏢 事業期間はおよそ6年間を見込んでいます。
スケジュールについては、9月14日から10月13日まで入札説明書に関する質問受付が行なわれ、10月26日から28日にかけて入札参加資格確認審査の申請書類、入札書等、事業提案書の受付と開札が集中して実施されます。📅その後、11月11日に資格確認結果が通知され、事業提案書の審査やヒアリングを経て、12月上旬に落札者が選定・公表される見通しです。
契約関連では12月下旬に基本協定締結、令和9年1月下旬に仮契約、そして議決を経て令和9年3月下旬に事業契約締結という流れが示されています。


出典:下関市ウェブサイト(https://www.city.shimonoseki.lg.jp/soshiki/70/95054.html)
この事業に入札参加するための実績要件はかなり具体的に定められています。
統括する建設企業には「6階建て以上の新築工事に伴う基本設計または実施設計」の履行実績や総合評点950点以上、特定建設業許可の保有が求められ、それ以外の構成員となる建設企業でも総合評点750点以上が必要です。👷工事監理を担う企業にも「6階建て以上の新築工事に伴う工事監理」の実績が求められています。
このように、単独の中小企業がすべての要件を満たして元請けとして参加するのはハードルが高い一方で、こうした大型PFI事業では実際の施工や設備工事、内装、外構など多くの工程で協力会社が必要になります。🤝元請けに直接手を挙げられない企業でも、JV(JVとは:複数の建設会社が共同で工事を請け負うために結成する共同企業体のことです)を組む企業や、下請けとして関わるチャンスは十分にあります。
整備戸数110戸という規模の建物を6年がかりで仕上げていく事業だけに、解体工事から内装・設備・外構まで、長期にわたって複数の工程が発生する点も見逃せません。😊
下関市の市営住宅建替PFI事業は、2度の不調を乗り越えて3度目の正直となるか注目される案件です。✨大規模な公共工事は中小の建設会社にとっても、協力会社や下請けとして関わる貴重なビジネスチャンスになり得ます。
今回のように総合評価一般競争入札やPFIといった制度の仕組み、そして募集スケジュールを普段からチェックしておくことが、案件を逃さない第一歩になります。今後も同様の地方自治体発のPFI・公共工事の動きから目が離せません。😊
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出典:(【PFI】下関駅周辺地区市営住宅等建替事業(1期)入札公告・入札説明書等)(下関市)(https://www.city.shimonoseki.lg.jp/soshiki/70/95054.html)をもとに作成
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