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埼玉県熊谷市は、屋外の作業現場における過酷な暑さによる労働負荷を軽減するため、「屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金」の交付を実施している 。国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した制度であり、ファン付き作業服や冷却ベストなどの購入費用を補助するものだ 。
対象は市内に事業所を有する建設業の中小企業者や一人親方であり、市税の滞納がないことが要件となる 。補助額は1着あたり7,000円で、1事業者につき最大5人分、35,000円まで申請可能である 。
購入対象期間は令和8年4月1日から同年9月30日までに限られ、過酷な夏期の現場を支える労働者の健康管理と安全確保を促す内容となっている 。
本補助金の活用にあたり、現場の経営者や実務担当者から想定される代表的な疑問点と回答を整理し、制度適用の要点を詳しく解説する。
対象経費は、1着あたり税抜き14,000円以上のファン付き作業服や冷却ベスト、ペルチェベストの購入費である 。
ファン付き作業服の場合、ウエア、ファン、バッテリーの一式が揃ったセットでの購入が条件となる 。部品単体の購入や基準額未満の製品は対象外だ 。
すでに同様の装備を保有している場合でも、従業員の追加用として2着目の購入やペルチェベストの新規導入時に本制度を適用可能であるため、酷暑に備えた現場の装備強化に有効といえる 。
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本制度は、他の公的機関から同様の冷却機器の購入に対する補助金を受けている、あるいは受ける予定がある場合は対象外となる 。
国の「厚生労働省エイジフレンドリー補助金」などの利用を予定している事業者は、熊谷市の制度と条件を比較したうえで申請先を選ぶ必要がある 。
また、本補助金の交付は1事業者につき1回限りであるため、複数人分の申請は一度に取りまとめるべきだ 。従業員の安全確保に前向きな事業者にとって、比較検討は必須のプロセスとなる 。
建設業の許可書の写しが基本となるが、許可書がない場合でも「直近の確定申告書の写し」や「一人親方労災保険加入証明書の写し」、「履歴事項全部証明書」、「営業証明書」などで事業実態を証明できれば申請が可能である 。
また、従業員分の申請には直近1か月分の賃金台帳や出勤簿の写しなどの添付が求められるが、事業者本人のみの一着を申請する場合には従業員数を確認する書類は不要とされている 。小規模事業者への配慮がなされた設計だ 。
支出を証する領収書や請求書には、購入した機器の「型番」および「品番」の記載が必須である 。
また、申請後に現物確認を行なうため、補助対象機器の全数写真を撮影して添付しなければならない 。
申請期間は令和8年5月15日から10月31日までだが、予算上限に達した時点で受付が締め切られるため、早期の調達と申請手続きが推奨される 。
郵送のほか「熊谷市電子申請・届出サービス」を用いた電子申請も利用可能であり、電子申請であれば申請書や誓約書の原本郵送が不要となり、手続きの効率化が図れる 。
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屋外の建設現場における暑さ対策は、労働災害を防止し人材を定着させるうえで極めて重要である。現時点で次年度の実施予定は公表されていないため、この機会の活用を検討したい。
企業による迅速な環境改善が、現場で働く人々の健康を守り、ひいては強固な経営基盤の維持と発展につながるはずだ。
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【出典表記】 出典:屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金(熊谷市ホームページ)(https://www.city.kumagaya.lg.jp/about/soshiki/sangyo/kigyokatsudo/hojyokin/okugaihutankeigen.html)をもとに作成。
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