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建設現場で欠かせない作業服は、会社にとって継続的に発生する費用でもあります。従業員分をまとめて購入する中小建設会社では、価格だけでなく耐久性や必要な機能も考慮したいところです。
株式会社ワークマンは、主力の「Wonderシリーズ作業服」を拡充し、2026年9月から2027年8月までの1年間で310万着の販売を計画しています。新製品の展開と、作業服の購入費用を考える際のポイントをご紹介します。
今回追加されるのは、綿素材、防風ジャケット、防寒着の3シリーズです。同社は綿素材45万着、防風ジャケット30万着、防寒着35万着を計画しています。
通年向け作業服210万着と冬物35万着に加え、2027年4月に発表予定の夏物65万着を合わせ、1年間で310万着の販売を目指します。これは販売計画であり、すでに達成した実績ではありません。
同社は2024年の総務省「労働力調査」を引き合いに、建設業就業者477万人、そのうち建設技能者303万人という数字も紹介しています。販売計画の規模を示すことで、Wonderシリーズを主力商品として広げていく方針を打ち出しています。
引用元の発表では、価格競争力の背景について次のように説明しています。
『Wonderシリーズ作業服の圧倒的なコスパの秘訣は業界初の加工貿易です。』
引用元:株式会社ワークマン プレスリリース(PR TIMES掲載)
ワークマンは、生地や副資材を東南アジアの縫製工場に無償で支給し、工場には加工賃を支払う方式を採用しています。副資材とは、ファスナーやボタンなど、生地以外の材料です。同社はこの方式によって中間業者を省き、製造コストを抑えています。
一方で、工場の生産ラインを長期的に確保するため、資材調達が遅れてラインが稼働しない場合にも加工賃を支払うと説明しています。管理の手間やリスクを負う仕組みですが、同社によると、年間30万着規模で量産することで、従来品より製造原価を2〜3割抑えられるとしています。ただし、製造原価の削減率が、そのまま店頭価格に反映されるわけではありません。
会社で作業服を購入する際は、値段だけでなく現場に必要な機能を確認することが大切です。屋外作業が多い場合は防風性や防寒性、動きの多い作業では動きやすさ、洗濯の頻度が高い場合は手入れのしやすさなど、仕事内容や使い方によって重視する点は変わります。
また、従業員数や買い替え時期を把握し、必要な数量を計画的に購入すれば、急な追加購入や過剰在庫を抑えやすくなります。安価な製品でも短期間で傷んでしまえば、買い替えによって結果的に費用が増える可能性があります。購入時には耐久性や着用感も確かめ、現場で働く人の意見を聞くことも役立ちます。
防寒着を選ぶ際は、厚さだけでなく、作業中に腕や肩を動かしやすいか、重ね着しても動作を妨げないかも確認したい点です。現場ごとに必要な装備を整理しておけば、機能が重複する製品を必要以上に購入することも避けやすくなります。
今回発表された綿素材、防風ジャケット、防寒着についても、具体的な販売価格や製品ごとの性能を公式情報で確認したうえで、自社の現場に合うか判断しましょう。新製品だからと一斉に切り替えるのではなく、今の作業服で困っている点や買い替えの必要性を整理してから検討することが、無駄な出費を防ぐことにつながります。
※画像はイメージです
ワークマンはWonderシリーズ作業服の新たな3シリーズを展開し、1年間で310万着の販売を計画しています。製造原価を抑える生産方式も今回の注目点です。
中小建設会社も、価格だけでなく耐久性や必要な機能、買い替え時期まで考慮し、自社の現場に合った作業服を選びましょう。
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