建設業界では若手の入職者不足が長年の課題となっています。🏗️国土交通省はこの課題に向けて、高校生や社会人を対象にした無料の体験型プログラム「建設産業リアル体験プログラム」を立ち上げました。
2026年7月14日に特設サイトが公開され、8月開催分の講座・コースの募集が始まっています。📢今後もコースは順次追加される予定です。
なぜ今、体験型プログラムが必要なのか
このプログラムは、国土交通省が実施する「建設業への入職促進に向けた建設関係訓練校と連携した工業高校生等・社会人向け建設産業体験提供等事業」の一環です。
建設産業を「まだ知らない」層に向けて、仕事やものづくりの魅力を見て・触れて・学べる場を用意することで、進路や転職の選択肢として建設業を検討してもらうことを目的としています。🙋
対象は建設産業を初めて知る学生や社会人、進路・転職の選択肢を広げたい方で、事前知識がなくても参加できる点が特徴です。✨参加費は無料で、未経験でも歓迎、職種・待遇・キャリアについてディスカッションできる仕組みまで用意されています。なお会場までの交通費は自己負担となる点は押さえておきたいポイントです。
6つの体験プログラムと開催スケジュール
用意されているプログラムは全6種類です。🔧
①MOCKUPは原寸大モデルを使った施工体験で、鉄筋結束や配筋チェック、品質・安全教育まで学べます。
②SKILLは内装仕上げの技能体験で、ボード貼りや塗装といった作業を実際に行ないます。
③TRAININGは建設訓練校と連携した体験プログラムで、職種説明と技能体験を通じて仕事理解とキャリア検討につなげます。
④TECHはCAD/BIMの基本操作を使った作図体験で、設計から施工までの流れを学べます。
⑤ICT/DXはドローンによるインフラ点検やVR危険作業体験、ローカル5Gによる遠隔重機操作など最新技術を体験できます。
⑥DRONEはドローンを活用したインフラ点検・測量・防災活用を学ぶ内容です。
すでに具体的な日程が公表されているのはMOCKUPプログラムで、会場は東京都の清水建設株式会社NOVARE内にあるNOVAREアカデミーです。開催日は8月19日・9月28日・11月11日・2027年1月18日で、いずれも午前9時からと午後13時30分からの2回開催されます。🕒
もう一つ日程が確定しているのはTECHプログラム(CAD体験)で、開催エリアは大阪・名古屋です。8月25日には株式会社ユニバーサル建設中部支店で午前9時10分と午後14時10分の2回、8月27日には同社関西支店で午前9時15分と午後14時の2回、それぞれ開催予定となっています。
申し込みから参加までの流れは、プログラムを選ぶ→フォームで申込む→事前案内を受け取る→現地で体験参加するという4ステップで進みます。
中小建設業にとってのチャンスと注意点
このプログラムは国が主導する取組みですが、中小の建設会社にとっても人材確保のヒントとして参考にできます。👷
「建設業は敷居が高い」というイメージを持つ高校生や社会人に対し、実際の作業を見て・触れて体験してもらうことで理解のギャップを埋めるという発想は、自社の会社説明会や職場体験イベントにもそのまま応用できる考え方です。
一方で、現時点で開催会場が公表されているのは東京都・大阪府・愛知県など一部地域に限られており、全国各地の中小企業がすぐに直接会場を提供したり関わったりできるわけではない点には注意が必要です。⚠️今後の追加コースの発表状況を継続してチェックすることが欠かせません。
現場としてできる一歩
講座・コースは今後も順次追加される予定とされています。📅自社の採用活動にこの取組みを取り入れたい場合は、まず特設サイトで最新の開催スケジュールを確認し、地域の教育機関や建設訓練校との連携状況をチェックしておくとよいでしょう。
また、社内でも「見て・触れて・学べる」体験の場を小規模でも用意することで、若手人材の入職や定着につながる可能性があります、🌱高校の進路指導担当者や地域の職業訓練校とのつながりを普段から持っておくことも、今後こうした国の取組みを活用するうえで役立ちます。
まとめ
国交省の新プログラムは建設業の人材不足解消に向けた一つの選択肢です。
中小企業も自社なりの体験の場づくりを考えるきっかけにしてみてください。😊
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出典:「建設産業体験プログラム」(国土交通省)











