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「最近、腕のいい職人さんがなかなか押さえられない…😥」そんな実感をお持ちの経営者・現場監督の方も多いのではないでしょうか。
国土交通省が令和8年9月25日に公表した建設労働需給調査(令和8年8月分)(建設労働需給調査とは:型わく工や鉄筋工など職種別・地域別に、技能労働者の過不足を毎月調べる国の統計調査)の結果を見ると、その感覚は数字にもはっきり表れています📊
今回は調査結果のポイントと、中小建設会社が今から備えたい人手確保のヒントをまとめました✨
まず結論からお伝えします。全国の8職種の過不足率(過不足率とは:確保したかったのに確保できなかった労働者の割合を示す指標。プラスなら不足、マイナスなら過剰)は、8月は1.3%の不足でした⚠️
前月(7月)の1.2%から0.1ポイント、前年同月の0.9%から0.4ポイント、それぞれ不足幅が拡大しています。
なお、6職種で見ても1.2%の不足となっており、人手が「足りない側」に傾いている状況が続いています🔍
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00379.html)
この調査は、建設業法上の許可を受けた法人企業(資本金300万円以上)で、対象職種の労働者を直接雇用する建設業者のうち約3,000社を対象にしています📝
対象職種は型わく工(土木・建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木・建築)、電工、配管工の8種で、全国を10地域に分けて毎月集計されています。
今回の有効回答は1,052店社、調査対象となった技能労働者は12,622人にのぼります。現場の肌感覚を裏付ける、貴重な「定点観測データ」といえます💡
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00379.html)
🔧職種別では、型わく工(建築)で過剰、その他の職種では不足となりました。特に鉄筋工(建築)は前年同月の△9.0%から0.6%へと大きく不足側に動いています。
🗾地域別(8職種計)では、全ての地域で不足という結果に。前年同月との比較では関東が1.9ポイント増と全国で最も増加幅が大きく、九州は3.0ポイント減と最も減少幅が大きくなりました。
🌙手持現場では、残業・休日作業を強化している現場の割合が4.0%と、前月(2.8%)から1.2ポイント増加。強化理由は「その他」を除くと、前工程の工事遅延(29.0%)、昼間時間帯の時間の制約(26.1%)、天候不順(10.1%)、無理な受注(4.3%)の順でした。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00379.html)
10月・11月の労働者確保の見通しは、全国の8職種で「普通」とされています。ただし10月の見通しで「困難」「やや困難」と答えた割合は27.4%と、前年同月(26.9%)より0.5ポイント増えており、油断は禁物です⚠️
また、国土交通省と厚生労働省がまとめた令和9年度概算要求(概算要求とは:各省庁が翌年度予算として必要な金額を財務省に要求するもの)の資料では、建設業の技能者のうち60歳以上が約4分の1を占める一方、29歳以下は約12%にとどまると示されています👷
その対策として、建設事業主等に対する助成金による支援73億円、中小建設事業主等への支援4.9億円、雇用管理責任者等に対する研修1.1億円などが盛り込まれ、CCUS(CCUSとは:建設キャリアアップシステム。技能者の資格や就業履歴を登録し、処遇改善につなげる仕組み)の活用促進も掲げられています。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00379.html)
①📅工程の「前倒し調整」:強化理由のトップが前工程の遅延だったことから、元請・協力会社間で早めに工程を共有し、職人の手配ミスを防ぎましょう。
②🤝協力会社ネットワークの拡充:特に不足幅が広がる関東エリアや、鉄筋工(建築)などの職種では、平時から相談できる協力会社を増やしておくことが安心につながります。
③🪪CCUSや助成金の情報収集:若手の入職・定着に向けた国の支援策は予算要求段階です。今後の公表情報をチェックし、自社で使える制度がないか確認しておきましょう。
8月の建設労働需給調査では、職人不足が前月・前年よりわずかに広がっていることが分かりました📊 数字の変化は小さくても、現場への影響は積み重なっていきます。データを味方に、早めの手配と仲間づくりで繁忙期を乗り切っていきましょう💪✨
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出典:建設労働需給調査結果(令和8年8月分調査)について(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00379.html)、建設業の人材確保・育成に向けた取組を進めていきます~国土交通省・厚生労働省の令和9年度概算要求の概要~(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00377.html)をもとに作成
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