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建設業は、暮らしを支えるインフラを生み出す仕事です。それにもかかわらず、学生からは「具体的にどんな仕事をしているのか分からない」という声が根強く、業界の魅力が十分に伝わっていないことが採用面での悩みにつながっているケースは少なくありません。💦
こうした課題に対し、行政と業界団体が手を組んで学生に「本物の現場」を見せる取り組みが各地で広がっています。今回は、中部地方整備局(国土交通省の地方支分部局)と業界団体が合同で実施した職場体験の事例をご紹介します。🏗️
中部地方整備局、(一社)建設コンサルタンツ協会中部支部、(一社)日本建設業連合会(通称:日建連。国内の主要な建設会社が加盟する業界団体)中部支部の3機関は、令和8年9月15日(火)から17日(木)にかけて、合同の建設業職場体験実習「産官3機関 合同建設業職場体験実習~3つの力でまちを守る~」を実施しました。🎓
参加したのは、国内の大学・高等専門学校に在籍する学生10名です。会場は愛知建設業会館(名古屋市中区栄3丁目)と、岐阜県加茂郡八百津町・可児郡御嵩町にまたがる新丸山ダムの工事現場の2か所。
初日は建設業界の仕組みや各機関の業務内容についての説明、2日目はダム工事現場でのDX設備見学や骨材製造工程の見学・体験、3日目は現場の若手職員との意見交換とグループワーク・発表という3日間の構成でした。
今回の取り組みの狙いについて、主催者側は「1回の職場体験で3業種の就業体験ができ、また公共工事の計画から調査・設計、工事、管理という一連の流れを学ぶことで、学生が自分の就きたい職業についての理解を深めることをサポートする」としています。
行政(発注者)・建設コンサルタント(調査・設計)・ゼネコン(施工)という立場の異なる3者を1つのプログラムでまとめて体験できる点が、この取り組みの大きな特徴です。📋
この合同開催は今回が初めてではなく、前年度である令和7年度にも8月25日から29日にかけて、大学・高専に在学中の技術系学生9名を対象とした職場体験が行なわれています。単発のイベントで終わらせず、年度をまたいで継続的に実施している点も注目したいポイントです。
今回のように行政・団体規模で職場体験を企画するのは簡単ではありませんが、そのエッセンスは中小の建設会社にも応用できます。
例えば、地域の工業高校や高専、大学の授業と連携し、自社の現場を短時間でも見学してもらう機会をつくることは、1社単独でも十分に取り組める工夫です。
また、今回の事例のように「若手職員との意見交換」や「グループワーク・発表」を組み込むと、学生が一方的に説明を聞くだけでなく、自分の言葉で考え発信する時間が生まれます。
採用活動においては、こうした「体験を通じて仕事のイメージを持ってもらう」プロセスが、入社後のミスマッチや早期離職を防ぐことにもつながると考えられます。🌱
※画像はイメージです
行政・建設コンサルタント・ゼネコンという立場の異なる3者が手を組んだ今回の職場体験は、学生に建設業のリアルな仕事の流れを伝える貴重な機会となりました。
人材確保が業界共通の課題となる中、こうした産官連携の取り組みは、規模の大小を問わず多くの建設会社にとって参考になるはずです。ぜひ自社の採用活動を見直すきっかけにしてみてください。✨
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出典:中部地方整備局×コンサル×ゼネコン 産官3機関 合同建設業職場体験実習~3つの力でまちを守る~(国土交通省 中部地方整備局)(https://www.cbr.mlit.go.jp/kisya_manage/app/press/file/20260907_df52ae01943d3f2c12379537ea1059be/20260907_6a9e03cff2105_upfile.pdf)をもとに作成
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