記事を読み込み中です
🎨 埼玉県川口市に拠点を構える株式会社石井塗装。従業員6名で外壁塗装から店舗の内装塗装、家具塗装までを手がけ、塗装を足がかりにリフォーム一式の相談にも応えています。代表の石井氏は、家具塗装を営む父のもとから24歳で独立し、約11年。一貫して大切にしてきたのは、ただ塗って終わりにしないお客様対応でした。元請け中心の受注から一般のお客様へと間口を広げようとする今、その想いを伺いました。
✅ この記事でわかること
元請け8割から直接受注を広げる考え方
紹介につながる「塗って終わりにしない」対応
6名の会社が未経験者を迎える職場づくり
石井塗装の原点は、父が営んでいた家具塗装の仕事にあります。
家業の現場で腕を磨いた石井代表は、20代前半から自分の会社を持ちたいという想いを抱き続けていました。
岡田:この会社は、どういうきっかけで始められたんですか?
石井:もともと父親が家具塗装の仕事をやっていて、そこから独立した形です。自分でも、代表としてやっていきたいという思いはずっとあったんです。
岡田:20代のころから、自分の会社でやっていきたいと考えていたんですね。
石井:20代前半のころから、ずっとそういう思いはありました。それで、ちょっとしたきっかけがあった時に、じゃあもう辞めようと。24歳のころに独立させていただきました。
岡田:現在35歳ということは、独立されて11年ほどになるんですね。
石井:そうですね。
家具塗装という緻密な仕事から出発し、今では住宅の外壁や店舗の内装まで守備範囲を広げています。
中小建設業にとって、ルーツとなる技術を軸に事業を広げていく姿は、ひとつのモデルケースではないでしょうか。
石井塗装の仕事は、外壁塗装、店舗の内装塗装、家具塗装と幅広く、売上の9割近くを塗装が占めます。
有名アーティストのご自宅や高級アパレル店の施工も手がけてきました。選ばれる理由を尋ねると、技術よりも先に「対応」という言葉が返ってきました。
岡田:お客さんや元請けさんから、ここが強いと言われることはありますか?
石井:お客さんとの対応は一番大事にしています。ただ塗って終わり、ただ工事して終わりではなく、工事途中の一つひとつのご報告もさせていただいて、トータルで満足していただけるようにしています。
岡田:リピートもいただいたりしますか?
石井:外壁塗装だと10年は待たないと次がないので、リピートはなかなか。でも、ご紹介いただくことは全然あるんです。横につながっていくことはあるかなと。
岡田:仕事をする上で、ここだけは譲れないというこだわりはありますか?
石井:やっぱりお客様対応ですね。個人の戸建てなら、説明や一日一日のことを丁寧に行うようにしています。
「どんな仕事をしても、お客さんに満足してもらわなきゃ意味がないんです」
── 代表取締役 石井 ○○ 氏
受注の8割が元請けから、という構造は多くの中小建設業に共通する姿です。
石井塗装も例外ではありませんが、代表は次の一手として、一般のお客様からの直接受注に目を向けています。
岡田:BtoBとBtoC、どちらのお仕事が多いですか?
石井:基本的には元請けさんからが8割方ぐらいですね。ただ、元請けさんは正直足りているので、個人のお客さんに届くほうがいいかなと。
岡田:塗装以外に、対応できる工事はありますか?
石井:防水工事もやりますし、板金屋さんや足場、大工さんなど下請けさんもいるので、大体は対応できます。塗装を足がかりに、クロスも張り替えたいと言われればそれも対応できるように、もろもろ一式でお受けしています。
岡田:対応の速さについてはいかがですか?
石井:動けるほうではあるんですけど、バタついている時はお待たせしてしまうこともあって。そこはもっと早くしていかなきゃいけないと思っています。
自社の課題を率直に語る姿勢にも、誠実な人柄がにじみます。現在はホームページの制作も進めており、発信の基盤づくりにも着手しています。
💡 中小建設業が真似できるヒント
得意工種を入口に、協力業者と組んで一式受注へ広げる
元請けの仕事が足りている時期こそ、エンド向けの発信を始める
工事途中の報告をこまめに行い、紹介につながる満足度をつくる
仕事が増えるにつれて、仲間も徐々に増やしていきたいと話す石井代表。
現在は20代から40代のメンバーに加え、50歳近い外注さんとも一緒に現場を回しています。
岡田:普段の現場は、どんな雰囲気ですか?
石井:アットホームで、和気あいあいとやっています。月に一回、反省会をしつつ飲み会を開いていて、そこで言いたいことを言えるようにしています。
岡田:どんな方に入ってきてほしいですか?
石井:一番は、しっかり仕事をしてくれる方。あとは根気強い方ですね。建設業なので重労働になりますから。経験はなくても全然構いません。やる気とまじめさがあれば。
岡田:対応エリアは、どのあたりまで行かれることが多いですか?
石井:行ける距離だったらどこでも行けます。ただ、個人のお客さんなら、アフターメンテナンスも考えると近場のほうがいいですね。
岡田:代表が思う、塗装工事の魅力は何ですか?
石井:仕上げの仕事なので、やったあとの達成感ですね。工事の完了まで僕らがいるので、お客様が喜ぶ姿を直に見られる。そこが一番かな。
目指すのは、家に関することなら何でも任せてもらえる会社です。
「お客様満足度100%を目指して、やっていきたい」
── 代表取締役 石井 ○○ 氏
🎤 社長に一問一答
Q. お客様からもらって嬉しかった言葉は?
A.
やっぱり「綺麗になった」が一番です。
Q. 印象に残っている現場は?
A.
有名アーティストのご自宅です。お名前は出せないのですが、強く印象に残っています。
Q. 店舗の仕事で達成感を覚える瞬間は?
A.
アパレルなら洋服が全部収まった姿、店舗ならオープン前の姿を見た時です。
Q. 現在のご年齢は?
A. 35歳です。24歳のころに独立しました。
👷 あなたの会社の現場の声を、記事にしませんか?
建設円陣PLUSでは、建設業の経営者インタビューを無料で行なっています。 掲載記事はそのまま採用・営業PRにもご活用いただけます。
▶ 取材のお申し込みはこちら
費用は一切かかりません | 取材時間の目安:約30分~1時間
本サイトについて、ご質問・ご相談がある場合は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
あわせて、協力会社探しや人材確保など、日常的な情報収集の場として無料で利用できる建設業向けマッチングサイト『建設円陣』もぜひご登録ください(緑のバナーをクリック)。
お問い合わせフォームを読み込んでいます。お問い合わせページもご利用いただけます。
お問い合わせフォームを読み込み中です「建設円陣PLUS編集部」は、建設業界に特化したプラットフォーム「建設円陣」を運営する株式会社エンジョイワークスの編集チームです。中小建設業の経営・人材・現場課題を、国土交通省・厚生労働省、業界専門紙や公的機関の情報をもとに解説します。
📝 編集部コメント
取材を通じて感じたのは、石井代表の「塗って終わりにしない」姿勢の一貫性でした。工事途中の報告から完了後のお客様の笑顔まで見届ける丁寧さこそが、紹介で仕事が広がっていく理由なのだと感じました。