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建設現場を長年支えてきた「一人の技術者がすべての責任を負う」という体制が、今まさに転換点を迎えています。🏗️
国土交通省の有識者会議「適正な施工確保のための技術者制度検討会(第2期)」で、複数人で施工管理を担う「チーム制」の議論が本格化しました。背景にあるのは深刻な人手不足です。😥
監理技術者資格者証を持つ54歳以下の中核世代は減少を続ける一方、55〜75歳のシニア世代は増加し、現場の高齢化が一段と進んでいます。
中小の建設会社にとって、専任技術者を一人配置する従来の仕組みは、ただでさえ限られた人材をさらに逼迫させる要因になっています。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/002017081.pdf)
2026年7月13日に開かれた第7回検討会では、委員から率直な意見が相次ぎました。💬
「チーム力の最大化」を目指すうえで「共同責任とするか個人責任とするか」を整理する必要があるとの指摘や、「チームとしての技術力評価と個人の評価をいかに整合させるか」が論点になるとの意見が出されています。
評価の方法についても具体的な提案が示されました。📊「分野別・工事特性別に細分化した評価が発注者にも利用しやすい」「技術者が社外からの評価を把握できることが研鑽につながる」といった声のほか、企業単位の評価だけでなく技術者個人のメンバーシップの構築も必要だという意見も出ています。
会議にはWeb参加を含め7名が出席し、今後は現場の技術者だけでなく発注者や専門工事会社など幅広い関係者への調査を進める方針も確認されました。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/002017081.pdf)
現行制度で技術者に求められる業務は、施工計画の策定や工程管理、品質管理、技術的指導が基本ですが、実務上は安全対策や入札対応、設計修正まで一人が担うケースも多く、業務範囲は年々広がっています。⚠️
検討会の資料では、建設業に関わる技術者資格は120種類以上、建設業法で定める指定建設業は7業種にのぼることが示され、制度全体の複雑さがうかがえます。
今回の議論では、経営者としての責任と技術者個人としての責任を切り分けて整理すべきだという方向性も示されており、企業集団制度の合理化とあわせて、専任配置の基準を一律ではなく工事の特性に応じて見直す検討が進められています。🔍
この検討は令和3年11月から続いており、第7回はその中長期的な課題を具体化する段階に入ったことを意味しています。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/002017081.pdf)
制度の見直しはまだ議論の途上ですが、中小の建設会社が今から備えられることもあります。✅
まず大切なのは、技術者一人ひとりの実績やスキルを日頃から記録し「見える化」しておくことです。📝チーム単位での評価が広がれば、個人の強みや担当範囲を明確に示せる体制のほうが評価されやすくなります。
次に、現場でのチームマネジメントを意識した役割分担の整理も欠かせません。誰が施工計画を担い、誰が品質管理を担うのかをあらかじめ言語化しておくことで、将来の責任の所在の整理にもスムーズに対応できます。
さらに、社内での技術者育成や若手へのOJTを計画的に進めることも重要です。👷シニア世代の技術やノウハウをチームの中で継承できる仕組みを今のうちから作っておくことが、今後の制度変更にも柔軟に対応できる土台になります。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/002017081.pdf)
技術者制度の見直しは「個人の責任」から「チームでの責任と評価」へと軸足を移す方向で議論が進んでいます。🙆
結論が出るのはまだ先ですが、実績の見える化やチームでの役割分担づくりを今から進めておくことが、変化に強い会社づくりにつながるはずです。💪
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出典:適正な施工確保のための技術者制度検討会(第2期)第7回資料・議事概要(国土交通省)(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/tochi_fudousan_kensetsugyo_const_tk1_000001_00013.html)をもとに作成
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